Googleのお膝元


今週はFremont DMV(フリーモント陸運局)で
運転免許のBehind-the-Wheel Driving Test(実技試験)を
受験してきました。
自分の車を持ち込んで受けるというので有名なあれです。
運転免許を取る為に無免許運転してるじゃん!
というツッコミを良く聞きますが、
一応その前に筆記試験を受けて仮免許を貰うので、
助手席に免許保持者を乗せていればOKなのです。
そういう訳で、実技試験を受ける前に
ちゃんと免許を持っている同乗者を連れてきたかどうか確認されます。

そう、これが意外と関門で、
平日の日中に着いてきてくれる
California(カリフォルニア州)の運転免許保持者を
自分で見付けなければならないのです。
制度設計としては一子相伝で運転技術を伝授して
そのまま親と一緒にDMVに行くという流れを想定しているので、
移住者のことは全然考えられていません。
こういうところ一つ取っても米国ってコネ社会ですね。
良く言えばそれで人間関係が育まれるというか、
悪く言えばコングリゲーションが進むというか。
僕は赴任者の先輩に同行してもらいました。
無事一発合格です。

今週は仕事も大分忙しくなり、
それ以外にも色々ゴタゴタがあったりして疲労困憊です。
二度寝してしまって起きたら昼でした。
だからと言って何もしなかったら
精神的には余計参るしな…


眠気覚ましに喫茶店へ。
Emeryville, CA(カリフォルニア州エメリーヴィル)発祥の
Peet’s Coffee(ピーツコーヒー)です。
実は2000年代に日本にも出店していたとか。
全く定着せず一瞬で撤退したそうですが。


Protein Banana Cold Brew Oat Latte
(プロテイン・バナナ・コールド・ブリュー・オーツ・ラテ)を注文。
甘味は殆ど無く本当にプロテインドリンクという感じです。
Starbucks(スターバックス)よりも硬派なお店なのでしょうか。
米国ではStarbucksもプロテインドリンクを出していますが。


眠気を覚ましたらMountain View(マウンテンビュー)へ。
特徴的な外観の駐車場に車を停めます。


並木道の杉の香りで日本を思い出す…
日光例幣使街道がこんな感じだったような。


という訳で、やって来たのはGoogle本社です。
Silicon Valley(シリコンバレー)に引っ越ししてから
テクノロジーっぽい場所に全然来ていませんでしたが、
ちゃんとこういう会社の本社は沢山集まっています。


本社…?
公園みたいになっていますね。
この土地が住宅地として使われていたなら
住宅の供給不足が少しは解消されたのだろうか…
と考えてしまう。


いかんいかん、Californiaの空気に当てられて
極左思考に染まるところだった。
ビジターセンターのGoogle Gradient Canopy
(Googleグラディエント・キャノピー)へ。


Google製品がずらりと並べられています。
そう言えばAppleストアなら日本でも見ますが、
Googleストアは見たことがありませんね。
丁度2週間前に日本にも初出店すると発表がありましたが。


Pixel 10 Pro XLが$74.99(約1.2万円)!?
あ、何だスマホケースか。
…スマホケースが$74.99!?
Appleストアと同じくブランドの価値維持を第一目的にしているのか、
基本的に全く安くはなっていません。


Googleオリジナルグッズなんかも売っています。
Apple信者は良く見ますが、
Google信者ってあまり聞かない気がしますね。


Androidのマスコットキャラクターのあのロボット、
通称ドロイド君、公式名The Botとの記念撮影スポットもあります。
見ている限り撮っている人は居ませんでしたが。


Google Gradient Canopyの外には
謎の芸術作品が展示されています。
2022年に置かれたようです。
直島を思い出す。


このうねうねした球体はThe Orb(球)。
曲がりなりにも素粒子論を学んだ身としては
Calabi-Yau manifold(カラビ・ヤウ多様体)が
脳裏にちらついて仕方ありません。
Googleなら数学や理論物理上がりの社員も多そうだし、
本当にCalabi-Yau manifold由来だったりするのかな。


こちらはオセロ…
と思いきや、Go(ゴ)という名前なので碁のようです。
これはAlphaGo由来ですかね?
一つ一つの碁石に検索ワードが書かれています。
展示されている芸術作品まで理系ですね。


からの唐突な熊。
これはCalifornia(カリフォルニア州)だからでしょうか。
作品名はCurious(好奇心旺盛)。


良く見ると体毛が1セント硬貨で出来ています。
ポケモン×工芸展を思い出す。


…一瞬慰安婦像かと思ってしまった。
作品名Quantum Meditation II(量子瞑想II)。
瞑想するなら正座じゃなくて胡座では?


裏から回ってきたので最後になりましたが、
一番目立つ場所にあって、
一番インスタ映え(別会社ですが)しそうな作品がこちら。


油膜のような色硝子が筒の内側に嵌め込まれており、
太陽光を反射しています。
作品名はHalo(光輪)。
宇宙論上がりとしては銀河ハローの方を思い出す。


近くにはVista Slope(ビスタ・スロープ)という
遊歩道も整備されています。
Googleのエンジニアが気分転換に歩いたりするのでしょうか。


ここから見るとGoogle Gradient Canopyが
波をモチーフにしているのが良く分かりますね。


うちの会社にもこんな遊歩道エリアが欲しい。
と思いつつ、住宅難の中で外国企業がこんな広大な土地を占めたら
非難殺到不可避だよなぁ。

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