アルビソ・マリーナ郡立公園

昨日久々に列車に乗って鉄オタの血が呼び起こされてしまったので、
今日は乗り鉄ではなく撮り鉄をしてみようと思います。


米国では長大編成の貨物列車を狙う撮り鉄は稀に居るものの
旅客列車の写真は宣材くらいでしか使われないので、
撮影スポット、所謂お立ち台の情報は殆ど出回っていません。
こういう時は登山で培った読図力の出番です。
列車が塩湖の中を走っている写真が撮れそうな
Alviso Marina County Park
(アルビソ・マリーナ郡立公園)にやって来ました。


ふむ、見立て通り遊歩道に並走する形で
causeway(コーズウェイ)の形で線路が走っていますね。
では、撮影適地をじっくりと探って…


ああ!
とか言っていたらもう来た!


慌てて追い掛けて撮影します、
Sacrament(サクラメント)行きCapitol Corridor(キャピトル・コリドー)です。
昨日San Jose Diridon駅(サンノゼ・ディリドン駅)で見たあれですね。


San Jose Diridon駅で機関車を付け替えずに
Sacrament行きは後退するような格好で
推進運転をするんですね。
そして、思ったより大分早い。


あっと言う間に走り去ってしまったので、
次の列車が来るまでに目星を付けていた地点に急ぎます。
どの堤防が通行可能なのか、地図では全く判別が付かないな…


列車が塩湖の中を真一文字に突っ切る画が撮れるのでは
と思っていた地点。
実際には線路の両隣の堤防が微妙に高くて
ただ水路の横を走っているような様子にしか見えません。
ドローンでもあれば話は変わるかも知れないけど…


とか言っていたらもう来ました。
さっきの列車とこの先のFremont-Centerville駅
(フリーモント=センターヴィル駅)で列車交換するダイヤなだけあって
Sacrament方面の列車が行ってから
San Jose方面の列車が来るまでが早いですね。


Capitol Corridorは丁度「く」の字形の運行経路をしていて、
Sacrament行きに乗るとRichmond駅
(リッチモンド駅)の少し先までは凡そ北北西に進路を取り、
そこで向きを変えて北東に向かう形になるのですが、
何故か北行きではなくEastbound(東行き)と案内されています。
San JoseからOakland(オークランド)に向かうみたいな乗り方だと
逆向きに聞こえるのでややこしいです。
基本はOakland – Sacrament間の需要を想定しているようですね。
これはダイヤを見ても明らかなことではありますが
(土休日にSan Jose Diridon駅まで来るのは7本/日だが、
Oakland Jack London(オークランド・ジャック・ロンドン)-
Sacrament間は11往復/日運行している)。


お立ち台に話を戻すと、
あそこのカーブを向こう側から写すのが
一番塩湖の中を突っ切っている感じを出せるかも?


次の列車が来るまでは間が空くので、
塩湖観光でもして待ちます。


何かメッチャ赤いな!
好塩性の微生物が繁殖しているようです。
Lac Rose(ラック・ローズ)でこの眺めを期待していたんだけどな。


周りに工場が多くて廃液を想像させるのか何なのか、
この特異な眺めの割に見に来ている人はそこまで多くありません。
Salar de Uyuni(ウユニ塩湖)も日本人観光客ばかりだったし、
塩湖って日本人しか興味が無いのかな。


さて、3本目の列車が来ました。


1本目を撮った地点を通過して…


はい、ここでカーブ!
…これあれですね、
午前中でないと車体にちゃんと陽が当たってくれないですね。
然るべき光線状態ならそれっぽい写真になりそうな
ポテンシャルは感じさせるのですが、
如何せん堤防道路は高さが無いので俯角が足りなくて
千と千尋の海原電鉄みたいな画にはし難いですね…


ベースの地図が全然実情を表現出来ていないように見えますが、
今回撮り鉄して実地調査した結果を
USGS(米国地質調査所)の地図上に図示するとこんな感じ。
まずそもそも駐車場が池表記になっているんですが…


米国に於ける撮り鉄の難しさを感じましたが、
ある意味それはそれで燃える要素ですね。

コメント