初日の出2017

明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。
今年から大学院生という事で
主体性を増していけるように頑張りたいです。

大学生として最後の元旦。
今年も恒例の初日の出を拝みに行きます。
1時半過ぎに西春の祖父母宅を出て近鉄名古屋駅へ。
近鉄名古屋駅で旭丘高の同級生の
YR、kuni、FR、アオコと合流。


2:31発近鉄名古屋本線急行鳥羽行きに乗車。
この列車ももう定番ですね。
個人的には正に初日の出列車です。
今年はクロスシートなんだな…

3:51、松阪駅に到着。
東海地方で終夜運転を行っているのは
近鉄と名古屋市営地下鉄だけで、
地下鉄ではまともな初日の出スポットに行けず、
近鉄は名古屋からだと三重方面にしか延びていないので、
初日の出を拝みに行くのは必然的に三重県ばかりになり
列車だけで行ける範囲ではネタ切れ感が出て来たので、
今年は初めての試みとしてレンタカーを使ってみます。
さて、ここからレンタカー屋の松阪店に歩いて…
…あれ?
えっ、松阪店の最寄り駅って松阪駅じゃないの!?


松阪駅で4:20発近鉄山田線普通伊勢中川行きに乗り換え、
4:23、松ヶ崎駅に到着。
一瞬血の気が引きましたが、何とか挽回出来ました。
同じ駅で20人くらい降りたので
皆レンタカーを借りるのかと驚きましたが、
他の人達はレンタカー屋に入っているカラオケ目的でした。
レンタカー屋にカラオケとか意味不明だと思っていたけど、
ちゃんと需要があるんだな…

そんな訳で、レンタカーを借りていざ出発。
未知の初日の出スポットを探して
三重県道65号と22号を南下して
志摩半島の付け根を縦断します。
途中、道路脇に鹿が立っていてかなり驚きました。
三重県南部の秘境ゾーンへと順調に近付いていきます。


星がとても綺麗だったので、入り江の畔で一休み。
まるで湖のように凪いだ海面です。
波の音さえしないので静寂そのものです。
しかし、ここがお目当ての初日の出スポットではないので
更にガードレールも無い細い山道を突き進んで
リアス式海岸の尾根の上へと登ります。


鵜倉園地かさらぎ展望台に到着。
情報が少な過ぎて本当に駐車場があるかさえ不安でしたが、
2、3台分の駐車スペースがあり、
日の出40分前でしたが、普通に駐車出来ました。
狙った通り穴場のようですね。
じゃあ、肝心の景観の方はと言うと…


おお…!
これは美しい!
これまで色々行ってきた中でもトップクラスの美しさです。
複雑に入り組んだ贄湾の海岸線と
突き出るような狭い狭い展望台。
まるで空を飛んでいるかのような錯覚さえ覚えます。
貸切状態なのも最高です。


集落もまた綺麗です。
そろそろ皆が起き始める頃でしょうか。


集落と反対側。
人跡未踏だな…
右に小さく見えているのは見江島展望台。
ここ鵜倉園地にはかさらぎ展望台の他にも
見江島、あけぼの、橘の3つの展望台があります。
標高はあけぼの<橘<かさらぎ≦見江島で、
この中で一番有名なのは恐らく見江島展望台です。
まあ、有名と言っても高が知れていますが。


まじまじと見るのは年にこの一度しかないであろう黎明の空。
次第に近付きつつある太陽に押しやられる星空で
宇宙の中に浮かんでいる地球を認識させられます。
宇宙論で扱っているとその偉大さを忘れがちだけど、
やっぱり宇宙って広いんだなぁ…


初日の出を見る為なのか、
漁船が何隻か出港して沖に出ていきました。
漁師だけの特権ですね。


そうこうしている内にどんどん夜が白んできました。
いつの間にか見物人が10人程に増えていましたが、
僕等以外は全員地元の人達だそうです。
正に穴場の初日の出スポットだな…


見江島展望台にも何人か集まっているのが見えます。
遮る物が無くて景色が良い分、
風も強いので寒さに耐えながら日の出を待ちます。
そして…


おっ、遂に顔を出した!
今年は水平線から見えましたね。
集落からチャイムも聞こえてきました。


という事で改めて、
明けましておめでとうございます!
今年も無事明けました。
これでこそ新年。


パノラマで取ってみた贄湾。
リアス式海岸に満ちる朝日が清々しいです。
実に爽やかな元旦だ…


恒例のアオコpresents写真撮影タイム。
新しいレンズを買ったとかでその品評会になっていました。


ついでに見江島展望台の方も寄ってみます。


見江島展望台は眼下に見えるかさらぎ池が
ハート型に見えるという事で、
一昨年恋人の聖地に認定されたのだとか。
すぐ恋人の聖地にしたがるな…


ここにもまた南京錠の波が…
つい最近やり始めたようです。
恋人の聖地ビジネスは儲かるのでしょうか…


展望台から見たかさらぎ池。
確かにハート形に見える…ような。
ただ、海苔か何かの養殖をしているようで
奥半分には杭が幾つも見えます。


男ばかりで恋人の聖地を堪能したところで
気付いたら他の人達は皆既に帰っていたので尾根から下ります。


尾根の下でトイレ休憩がてら一休み。
YRにつられて海水を舐めてみたら
えがらっぽさがなく、甘味さえ感じられました。
汽水なのかな?
でも、この入り江に注ぎ込む川は一本も無いんだけど…


さて、これで直帰するのも何だか味気無い。
まして今回は自動車があるのです。
という訳で、今年もちょっと寄り道してから帰ります。
国道260号で幾つも尾根を越えて更に南へ。
アオコに運転を任せて一眠り…


おっ、紀勢本線だ!
丁度列車が僕等の横を通り掛かったので
アオコに頼んで追ってもらいました。


細ーい三重県道734号、202号で幾つもの浦を繋いで
秘境紀伊半島の中の更に秘境へ。
十津川村など山中の秘境に目が行きがちな紀伊半島ですが、
海沿いにも秘境があるのです。


トンネルを通って半島の先端へ。


紀北町から尾鷲市に入りました。
尾鷲市の本体はこの半島から湾を挟んだ対岸にあり、
ここは尾鷲市の飛び地になっています。
半島の本当に先っちょだけ、
たった7km2の部分だけが飛び地になっているのです。
何故そんな事になっているのかと言うと…


お目当ての集落に辿り着きました。
須賀利集落です。
篠島と同じく路上駐車が多いですね。


細い!
ただでさえ太くない道に防波堤が立てられているものだから
ちょっと大きい車だと擦ってしまいそうです。
何処に車を停めれば良いのかな…


旧・須賀利小学校の駐車場に停める事に。
レンタカーや県外ナンバーの車が停まっていたので
来客はここに停めるのが定番なようです。


ちなみに、公共交通機関で訪れる場合には
尾鷲駅か相賀駅で三重交通島勝線に乗り、
終点の島勝バス停で尾鷲市ふれあいバスに乗り換えます。
1日5本です。
普通の乗り換え案内サイトでは表示されないので
尾鷲市のサイトに行って確かめましょう。


須賀利湾。
須賀利は極めて険しい半島の先端にあり、
何と1980年代に至るまで外界に通じる陸路が存在しなかったという
日本有数の陸の孤島なのです。
今通ってきた三重県道202号が昭和57年に開通するまで
ここに至る交通機関は対岸の尾鷲港に向かう巡航船のみ。
高校時代にその存在を知って
いつの日かここに来てみたいと思い続けてきました。
結局高校時代には叶わなかったけど、
大学卒業ぎりぎりになって漸く来られたんだなぁ…


湾の水は驚くほど透き通っています。
何て綺麗なんだ…
惜しむらくは須賀利は地形が険しいが故に
海水浴場の類が一切存在しない事でしょうか。
岸壁に貝がこびり付いていて
飛び込んだりしたら上がれなくなるので注意。


集落を歩く。
防波堤は皆の物置場になっており、
特に漁の道具や自転車が置かれています。
平和ですね。


家々の玄関には何故か手形が何枚も貼られています。
赤字で米寿と書かれているのですが、
米寿を迎えた人がこんなに居るのでしょうか?
だとしたら物凄い高齢化率だけど…


半鐘が取り付けられた櫓。
未だに現役なのでしょうか。


大漁旗を掲げた漁船…?
にしてはやけに小さいような…
こんなに小さな舟で漁をするのでしょうか?


須賀利港。
町民の半数以上が漁協に加入する須賀利では
ここが町の中心地と言っても過言ではありません。
直売所のようなものはありませんが…
交渉すればちょっとくらい買えるかも知れませんね。
ただ、今日は正月なので誰も漁に出ていません。


高宮神社。
須賀利唯一の神社です。
折角なので初詣しておきます。


丁度元旦の神事を執り行っているところでした。
お供え物を下げて、これから宴会するのでしょうか。


参拝を終えたら郵便局員さんが年賀状を配達していました。
こんな場所でもちゃんと元旦に届ける郵便局は偉い。
でも、僕の実家には夕方まで届けてくれないのは何故だ。


集落の全景を見てみたくて
高台にあるお寺に登ってみます。


普済寺。
賑わっていた高宮神社と違い、こちらは閑散としてます。
須賀利の人々は神道信仰が篤いのでしょうか。


普済寺から旧小学校側に道が延びていたので歩きます。
ここからなら集落が…


一望出来ました。
猫の額ほどの場所に所狭しと家が犇めいています。
何故こんな土地にこれほどの人々が住み始めたのかと言うと、
その昔ここは廻船が荒れ易い紀伊半島を回る際に
風待ち港として利用した事から栄えたそうです。
その為、生活物資は海運で豊富に運ばれてくるので
そんなには不自由しなかったとか。


小学校の裏手に出ました。
内部は今も現役時代と変わらぬ様子です。
閉校になったのは平成13年だそうですが…


観光客向けと思われる解説パネルも置かれていたので、
役場に掛け合えばもしかすると中に入れてくれるのかも知れません。
それじゃあ、そろそろ帰るか。


海苔の養殖をしている浦を望みながら走ります。
朝が早かったからお腹が空いてきたな…


という訳で、途中の道の駅紀伊長島マンボウに寄り道。
元旦だというのに混んでいます。
皆初日の出帰りかな?


折角なので駅名にも入っている
マンボウのフライ定食を食べてみました。
白身魚ですが、白身魚っぽくない食感と言うか、
ホタテや鶏ささみの筋が無い版みたいな弾力です。
臭みは無く、味はかなり淡白な感じ。


腹拵えを終えたら国道42号で松阪へ。
休業中だらけのガソリンスタンドの中から
営業中のものをやっと見付けて給油してからレンタカーを返却し、
松ヶ崎駅から14:18発近鉄山田線普通白塚行きに乗車し、
伊勢中川駅で14:26発近鉄名古屋線急行近鉄名古屋行きに乗り換え、
家へと帰りました。
来年の初日の出の時にはYRは社会人か…
この面子でまた行けると良いけどな…

コメント

  1. Coloron より:

    ジャパレンのカラオケは部屋料金だから割り勘だとかなり安くなる(ルームサービスがない代わりに飲食物持ち込み可)
    いい副業だと思うわ

  2. sou16 より:

    商機というのは思わぬところに転がっているものだな。
    半田店も案外カラオケ需要の方が大きかったりするんだろうか。

  3. sou16 より:

    知っていたというか、地形図を見て知り、決めました。
    基本的に初日の出の場所は地形図を見て決めています。