名残惜しくも今日が最終日です。
これ以上続くと脚が壊れそうな気もしますが…
6:59、起床。
本当はもっと遅くても大丈夫だったのですが、
自然と目が覚めてしまいました。
旅行中は生活習慣が良くなります。
時間が余ったので、近場の物産品店を見てから中村駅へ。

特急あしずり51号宿毛行き。
いやー、良い天気ですな。
足摺岬行きの始発バスが丁度来ていて
もう一度足摺岬に行きたい衝動に駆られましたが、
そんな事をすると帰れなくなる事必至なので我慢。

9:24発特急南風12号岡山行きに乗車。
某大手検索サイトの乗換案内では
この列車に乗ると間に合わない、
という感じで表示されていたのですが、
駅員さんに訊いたところ間に合うとの事だったので、
グリーン車もある事ですし、この列車に乗りました。

紺碧の太平洋。
陽光が眩しい!

10:02、窪川駅に到着。
10:04発予土線普通宇和島行きに乗り換え。
この乗り換えが乗換案内では不可能とされていました。
実際、かなりギリギリです。
特急列車の車掌さんに窪川で乗り換える旨を伝えると
普通列車の運転手さんに合図して
乗り換えするまで待ってもらえるので、
車内検札の際に必ず伝えておきましょう。

予土線の愛称は「しまんとグリーンライン」。
その名の通り、日本最後の清流と呼ばれる
四万十川に寄り添うようにして走ります。
鉄道建設公団作の路線ではないので、
トンネルも少なく車窓は最高です。
上り列車(宇和島行き)の場合は進行方向右側に座ると
四万十川をより堪能出来ますよ。

この予土線はJR四国で最も列車本数が少なく、
かつ特急列車が全く走っていないという路線です。
勿論、利用者数も経常収益率も最低。
名実共にJR四国随一のローカル線なのです。
そんな場所だからこそ日本で最後まで
清流が残ったのでしょうが。

四万十川名物の沈下橋。
清流四万十川は暴れ川としても有名で、
生半可な橋を架けると1年を待たずして
四万十川に呑み込まれて壊れてしまいます。
「そんならいっそ洪水の時は川に沈むようにしよう。
どうせ流されるし、欄干は要らないや。」
と作られたのが沈下橋なのです。
(欄干が無いのは、流木などが引っかかって
溜まらないようにする為でもあります。)
渡ると中々のスリルを味わえるとか。
降りて渡ってみたいのですが、
そこは四国一列車本数の少ない予土線。
そんな事をすると帰れなくなる事必至なので我慢。

進行方向右側がお薦めと言いましたが、
進行方向左側でも土佐昭和-十川間などでは
四万十川が望めるので、
進行方向右側の席が取れなくても落胆しないで大丈夫。
そんな状況があるのか分かりませんが…

ハゲ駅。
面白い駅名として全国にその名を轟かせています。
「次はハゲ、ハゲです。」
という車内放送がシュール。
同じ高知県の宿毛駅は縁起が良さそうなので、
半家発宿毛行の切符は縁起切符に…なるのでしょうか。

江川崎駅。
江川崎は最高気温の日本記録更新で有名になりました。
熊谷が文句を付けていましたが…
若井駅からこの江川崎駅までが
四国で最も列車本数の少ない区間(7往復/日)です。
駅名標の後ろに派手な列車が泊まっていますが、
これは海洋堂ホビートレインという観光列車。
あと、しまんトロッコ号という観光列車や、
昨日窪川駅で見掛けたあの観光列車も
予土線を走っています。
列車が少ないから(ry

壊れた沈下橋。
沈下橋は壊れる前提で作られています。

伊予宮野下駅。
早くも桃の花が咲いています。

伊予宮野下駅でしまんトロッコ号と行き違い。
行き違いするのが観光列車ばかりだな…

12:07、北宇和島駅に到着。
宇和島駅まで1.5kmしかないというのにこんなに田舎なのか…
宇和島ってそこそこ大きな街かと思っていたけど。
12:09発予讃線普通内子経由伊予市行きに乗り換え。

ここでお弁当。
中村の物産品店で買った海鮮めし弁当。
これがまた美味しい。
僕は貝が正直苦手なのですが、
それでも難無く食べられます。
九頭竜湖駅の舞茸弁当と言い、
完全なる駅弁よりも駅近くにある
地元の物産品店で売っている弁当の方が
作りたてで却って美味しいのかも知れませんね。

トンネルの切れ目では宇和海と柑橘畑が見えます。
愛媛だなぁ…
宇和海が見えるのはここだけですが。

13:03、八幡浜駅に到着。
ここから佐田岬へ…
と言いたいところですが、そんな事をすると(ry
佐田岬行きのバスは1日3本しかありませんからね…
ただの乗り換えです。
駅の時刻表を見てみたら、
予土線の列車で宇和島まで行ってしまってから
特急に乗り換えた方がスムーズだった事が判明。
普段普通列車ばかり使っている所為か
折角の特急列車を使いこなせていませんね。
まあ、普通列車の方が風情はあるし…

ちなみに、八幡浜駅の近くにある八幡浜港からは
大分県の別府港行きのフェリーが出ています。
駅のホームにも案内看板が。
四国は思ったより九州との繋がりが深いです。

13:49発予讃線伊予長浜経由松山行きに乗り換え。

段々畑。
収穫したミカンを運ぶモノレール、
通称みかんモノレールの姿も見えます。
金刀比羅宮にもモノレールがありましたね。

四国はすっかり春の面持ちです。

伊予大洲駅で分岐。
予讃線には伊予長浜経由(沿岸)と
内子経由(内陸)の2ルートがあります。
古くから続く予讃線は伊予長浜経由なのですが、
現在のメインルートは内子線を介した内子経由。
伊予長浜経由の向井原-伊予大洲間は
予土線と同じく特急列車が走っていない区間です。

肱川に沿って海を目指します。

伊予長浜駅からは海沿いを走ります。
トンネルも殆ど無く、四国一のシーサイドラインです。

このまま直帰するのかという勢いで乗り継いでいますが、
今日も一つだけ目的地があります。
今日唯一にして今旅行最後の目的地、それは―

14:59、下灘駅に到着。

JR四国カラーそのままの伊予灘。

中村から列車を乗り継ぐ事5時間半。
遂にこの地にやってきました!

瀬戸内海を望む駅、下灘駅。
数々の映画やドラマのロケ地となり、
青春18きっぷのポスターにも度々使われた事のある
四国随一の景勝を誇る駅です。

こんなに天気の良い日に来られたなんて幸せだ…

海を望む。
対岸は山口県です。

東京の高円寺から来たという人が居たので
青春18きっぷのポスターと同じ構図で撮ってもらいました。
その人と色々話していたところ、
地元のお爺さんがやってきたので
3人で盛り上がって談笑しました。
3人で記念撮影もしたり。

お爺さんは地元の老人クラブの会長で
下灘駅観光スポットづくり担当なのだそうで、
こんな記念品を下さいました。
幸運だったな…
そのお爺さんの話によると、
こんなに綺麗な景色の下灘駅は珍しい、
夕陽もさぞかし綺麗だろう…との事。
下灘駅での夕陽…
見てみたい!
元々は16:21発の列車で帰るつもりだったけど、
もう1本遅らせても帰れるのかな…
そんな事をすると帰れなくな…
…らないのか!
ギリギリ終列車で帰れる!?
神様、感謝します。

という訳で、時間が出来たので少し散策してみます。
予讃線沿いの国道378号線を歩きます。

国道から見上げた下灘駅。

本来乗る予定だった列車。
後悔はしていない!

脇道で何だか不思議な踏切を見付けました。
遮断竿が異常に短い?

何と手押し式。
この遮断竿の存在意義はあるのだろうか…

さて、下灘駅に戻ってきました。

夕陽を見る為か、何処からとも無く人が。
地元の方も居ます。

綺麗だ…
これだけの快晴で夕陽を見たのは久々だ…
やはり、神様は居ると思います。
金刀比羅宮と最御崎寺を参拝して良かったです。
後者は仏様ですが。

やってきた地元の方に撮ってもらいました。
渡る世間に鬼は無し。
下灘駅では人と人との触れ合いがうまれます。

列車がやってきました。

名残惜しいですが、帰らねばなりません。

17:49発予讃線普通松山行きに乗車。

さらば、下灘駅…!

伊予灘に夕陽が沈む…

18:29、松山駅に到着。

クラスメートには松山出身の人も居ます。
…と、こんな写真を撮っている場合じゃない!
列車を変えたんだから新しい指定席券をもらわないと!
あと、弁当も買わねば!

18:40発特急しおかぜ30号岡山行きに乗り換え。
長っ!
昨日一昨日と特急と言っても2,3両だったから、
8両編成のこの列車が異様に長く感じられます。
京王線では「短い8両編成」と称されますが…
実は、特急しおかぜ30号が8両編成なのではなく、
4両編成の特急しおかぜ30号に
4両編成の特急いしづち30号が連結されているのですが。
サンライズ瀬戸・出雲(7両×2)と同じ仕組みです。

何が何だか良く分かりませんが、今治駅。
クラスメートには今治出身の人も居ます。
…もしかして、これでクラスメートの出身地は
留学生を除いて全部回ったのかな?

夕食の愛媛甘とろ豚そぼろ弁当。
海鮮めし弁当には劣りますが…

さらば、四国よ…!
児島駅でJR四国からJR西日本に。
それと同時にバースデイきっぷの効力も切れたので
グリーン車指定席から普通車自由席へと下向しました。
ここで普通列車に乗り換える事も検討しましたが、
530円をケチって今日中に帰れなくなるというのは
余りに馬鹿らしいので引き続き特急しおかぜに乗車。

21:28、岡山駅に到着。
(写真は新幹線ホームで見掛けた
岡山駅止まりの500系新幹線。)
寒い!
うーん、四国は暖かかったんだな…

21:44発のぞみ98号名古屋行きに乗り換え。
実は乗ってきた特急しおかぜ30号、
サンライズ瀬戸・出雲にも接続しているのですが、
サンライズ瀬戸・出雲は名古屋に停車しないので…
停車したところで名古屋から先に帰れませんが。
23:20、名古屋駅に到着。
終列車です。
23:31発名鉄犬山線急行新鵜沼行きに乗り換え。
この乗り換えが割ときつい。
23:42、西春駅に到着。
時間が時間なので、半田より名古屋に近い
西春の祖父母宅に帰宅しました。
今回の旅行は初の寝台特急、
それに初の特急列車使いたい放題。
優雅な旅行になるかと思いきや、
いつも通りの強化合宿的旅行になりました。
そして、何より初の四国。
四国って良いですね!
食べ物は美味しいし、景色は良いし。
特に高知県が気に入りました。
今のところ、北海道の次に好きな都道府県です。
足摺岬は是非もう一度行きたいな…
最初は天気がぐずついていましたが、
最後は最高の夕陽が見られたので大満足です。
取り敢えず四国を一周しましたが、
時間の都合上行けなかったところがまだまだあるので
またいつか来たいと思います。


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