…はい。
分かっていますよ。
事実に気付いていない訳でも、
現実から逃げている訳でもありませんよ。
分かっていますよ。
3連休の初め2日間遊んでいたから、
今日は勉強しないといけない事くらい…
そんな訳で今日は勉強していました。
えーっと、ここは仮定法過去完了だから…
…カリカリ
これは推量の助動詞だから…
…カリカリ
こいつは変数分離型の一階微分方程式だから…
…カリカリ
あー!
体育の日だというのにこれで良いのか!
いや、良くない!(反語)
という訳で久々に愛犬と散歩に出掛けました。

秋の日は釣瓶落としの如し。
日が暮れるのも早くなりましたね。

途中で見付けたスズメの集う電柱。
こういうの偶にあるけど、何なのかな?
スズメの群れがここに留まっているのか、
将又この電柱がスズメを集めているのか。
こんな所にも研究のテーマは転がっているものです。
そして今回の目的地がこちら。

…電車を撮っているんじゃないですよ。
大体、僕はこの車両が名鉄の全車両の中で最も嫌いです。
名鉄なのに紅白じゃないし、何か地下鉄みたいだし…
それは置いておいて、この写真の主役はこちら。

ミスショットじゃないですよ。
何だか分かりますか?
…これで分かった人はかなりの鉄ちゃんです。
おめでとう。
そう、ここには嘗て駅が存在したのです。

その名は椋岡駅。
昭和6年(1931)に知多鉄道の開業と同時に開業。
(ちなみに成岩駅も同じ時に開業。
この当時は終着駅だった。)
非常に歴史の長い駅でした。
近隣から名古屋への通勤・通学客は多いのに、
何故この駅が廃止されてしまったのかというと…

昭和58年(1983)、椋岡駅から北へ600mの地点に
2面4線を有する阿久比駅が開業。
(肉眼で見えるくらい近い。)
この時に統合という形で廃止…
される予定だったのですが、地元住民の反対により
通勤・通学時間帯以外は普通電車すら通過するという
特異な駅として存続。
しかし、利用者の減少に歯止めはかからず、
23年後の平成18年(2006)、
遂に廃止されるに至ったのです。
そんな椋岡駅の跡地が上の写真だという訳です。
バス停と違って駅が廃止になると
何処と無く感慨深いものがあるのは僕だけでしょうか。
名鉄、頼むから成岩駅は廃止しないでくれよ!
そんな訳で、合理化という時代の波に呑まれ、
消えていった在りし日の影を追った3連休でした。


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