自宅待機114日目。
シカゴ大のTOEFLの要求得点があまりにも高過ぎて
「こんなもん取れるわけないだろ!」
と文句を言ったら、
「ならシカゴ大オリジナルの試験を受けてくれや」
と返されたので、
今日はAEPAと呼ばれるその面接試験を受けました。
一体一のビデオチャットで
日常会話しつつちょくちょく質問を挟まれて、
最後に研究生活を模した役割演技をして終わりというもの。
どう考えてもTOEFLのSpeakingで
26点以上取れる内容の会話ではなかったけど、
これで良かったのだろうか。
まあ、英語能力試験で断られたという話は周りで聞かないし、
あのUT(元・吉田研)もドイツでやっていけたのだから
きっと大丈夫でしょう。
午前中は面接試験に時間を取られていましたが、
今日はいつ以来か分からないちゃんとした晴天です。
梅雨明けがいつになるか未だに見通しが立たない中、
この機会をみすみす見過ごすわけにはいかないので
愛犬達と共に海へ行くことにしました。
と言いつつ、車を停めたのは山(?)の中。
この時期の海辺の駐車場はしっかり駐車料金を取ってくるので…
この富士ケ峰神社に参拝して、
それから海岸へ下りたいと思います。
何、三角点がある?
しかもこの標高、知多半島にしては
文字通り桁違いに高くないか?
これは登ってみるしかない!
20秒で着きました。
電波塔の足元にひっそりと置かれています。
知多半島の最高地点は標高128mの高峯山なのですが、
そちらは一般人立入禁止になっているので、
恐らくは標高124.9mのこの富士ケ峰が
一般人の到達出来る知多半島の最高地点でしょう。
愛知の130山にも選出されているとか。
ただでさえ山らしい山の無い愛知県で130も選べるのか…
富士ケ峰という名前は綺麗な円錐形をしているからではなく
富士山が見えることから名付けられたようで、
現在は桜公園という公園が設けられています。
天気の良い日には極々稀に富士山が見えるとか。
この写真の方角は全く別で
どちらかと言うと伊勢神宮を見ていますが。
富士山が見えなくとも見晴らしが良くて
風の気持ち良い爽快な公園です。
それでは、海岸へと下っていきましょう。
知多半島らしからぬちょっと雄大な丘陵地帯です。
知多半島最高峰の一つだけあって結構急な坂道です。
濡れたコンクリート敷きの路面に落ち葉が積もっており、
徒歩でもかなり滑りやすいです。
伊勢湾まで下りてきました。
中洲漁港という港のようです。
工事中なのか岸壁はボコボコになっています。
ちょっとナウルを思い出すな…
国道247号にしては交通量は少なめで歩きやすいです。
富士ケ峰を擁する海岸段丘が背後に見えますね。
しかし、快適な海岸歩きをいつまでも続けてはいられません。
車は段丘面上に置いてきてしまったのです。
中洲漁港に出る道は路面状態が酷かったので、
富士ケ峰直下から登る道を選びます。
海岸線から知多半島のほぼ最高峰まで登るわけで、
理論上知多半島で最も高低差の大きい道でしょう。
20%を超す勾配もあったりします。
距離は800m足らずですが。
それでも、高低差に弱い愛知県民の為に
励ましの看板があったりします。
言うほど苦しいですかね…?
愛犬達は苦しそうですが。
知多半島らしからぬ散歩ですが気持ち良かったです。
帰り道にちょっと寄り道。
名鉄知多新線の富貴駅です。
電車に乗るわけでもないのに何故駅に来たのか?
名鉄知多新線は今年6/5に開業40周年を迎えました。
それを記念して記念切符が発売されたのです。
新型コロナウイルス対策なのかプレミア化を狙ったのか、
購入は事前申込制で抽選でしたが、
幸運にも当選することが出来ました。
ただ、知多新線は大して使ったことがないので
そこまで思い入れはありません。
では、何故そこまでして買いたかったのか?
それはこの記念入場券セットに
何とあの小野浦駅の入場券も含まれていたからです。
小野浦駅とは名鉄知多新線に存在する未成駅。
ホームとなる構造を建設したは良いものの、
周辺の開発のアテが外れて日の目を見ることなく
歴史の闇に葬り去られてしまった駅です。
名鉄自身がネタにするようになったんですね。
但し、7月中旬以降にしか購入出来ないのに
入場券の有効期限は2020/6/5のみなので、
実際に小野浦駅に入場出来るわけではありません。
しかし、今回の記念切符は予想を上回る人気だったそうなので、
小野浦駅の集客力に気付いた名鉄が
今後も何らかのイベントを行う可能性は無くも無い…
のかも知れませんね。
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