今日はMS先輩(元・東大宇宙論研)から
僕が嘗て運営に関わった夏の学校について
ご飯でも食べながら話を聞きたいという相談があり、
それなら都内じゃなくてドライブがてら何処か行きましょうと
今夏の研究会の開催候補地だという軽井沢までお連れしました。
S2000では初めて来る軽井沢。
松田に引っ越すとかなり遠くなってしまうので
多摩に住んでいる内に来ておきたかった場所の一つです。
MS先輩が目を付けていた宿を幾つか回りましたが、
軽井沢の別荘地って案外そこら辺にあるような
普通の住宅街みたいな見た目のところが多いんですね。
林道を極めた先の高地にそれがあらわれるというのが
狐に化かされたようで何とも不思議ですが…
別荘っぽい別荘も見学してみます。
湖畔に建つ睡鳩荘。
メンソレータムを日本に広めたことで有名なヴォーリズが設計した
英国様式の別荘です。
サマースクールもこういうところで開催してくれれば
もっと参加し甲斐が出るんですけどね。
サマースクールというか、会談でしょうか。
自由時間に院生達が遊べる場所はあるかという調査で
サイクルモノレールにも乗ってみました。
シートベルトが2点式な上に
側方のバーが低過ぎて中々怖い。
スキーリフトなんかもそうですが、
こういうのって案外安全基準はガバガバですね。
きっと院生達も吊橋効果で親睦を深めることでしょう。
一通り視察を終えたらMS先輩の希望で旧軽井沢へ。
土産物屋などが立ち並ぶ軽井沢観光のメインストリートです。
喫茶店で一服。
何故か軽井沢は珈琲を推しています。
高原地帯…とは言っても軽井沢でコーヒー豆なんか出来ないし、
海外から輸入するなら寧ろ港に近い方が「新鮮」なのでは。
欧風建築の多い軽井沢のイメージが
コーヒーに合っているからでしょうか。
ここからは僕の希望で走らせて頂きます。
という訳で、早速県境を越えて浅間山へ。
北軽井沢と呼ばれる地域です。
交通の便があまり良くないので、
長野県側の中軽井沢や旧軽井沢に比べると
一段鄙びた印象を受けますが、
群馬らしくカラッとした気候なので
軽井沢特有の湿気問題には悩まされずに済みます。
逆に乾燥から来る肌荒れとかには悩まされそうですが。
僕のお目当ては別荘地ではなくて
1783年の浅間山噴火で出来た鬼押出し園です。
今日ももくもくと噴煙を上げていますね。
…浅間山ってここまで噴煙を上げている火山だったっけ?
この溶岩原の中をかなり無理矢理に参道が付けられており、
北軽井沢の目玉観光地となっています。
開発したのは西武グループです。
確かに、この奇観は長野側では見られませんね。
リゾートっぽいかと言われると疑問は残りますが。
浅間山が噴火したら当然ここも被害を受けるので、
休憩所は漏れなくシェルターになっています。
やはりリゾートっぽくはないような。
浅間山の力を感じたら、もう一つの有名な山
榛名山にも寄っておきます。
そう、頭文字Dの舞台「秋名山」のモデルとなった山です。
ここにS2000って来るって
傍からだと走り屋にしか見えませんね。
こう見えて僕は安全運転第一なので
ダウンヒルは制限速度でゆっくり走りました。
暗いし狭いし何か巨大な鹿も出てきたし…
この道を夜中にかっ飛ばすなんて正気じゃない。
締めは高崎でパスタ。
群馬県ばかりになってしまった。
松田住みになると群馬県は相当遠くなるな…
まあ、そんな頻繁に群馬県へ行きたいかと言われたら
別にそうでもないですが。
この後は関越自動車道で多摩へと帰りました。
2人で割ると在来線で行くよりも安く付きますね。
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