乗車中にもある程度日記を書ける鉄道旅行と違って、
運転中は運転以外に何も出来ない上に
帰宅時には疲労困憊状態になっているドライブ旅行は
その日の内に日記を書くことが非常に難しいです…
そんな訳でここ数日の日記が全然書けていませんが、
今日もまた車で出掛けることにしました。
但し、愛犬達を連れていきたいので
S2000ではなく実家のホンダ フィット(GK3型)です。
新東名高速道路と三遠南信自動車道を走り、
乳岩川までやって来ました。
涼しげなエメラルドブルーが美しいです。
暫くは殆ど勾配が無いのですが、
この簡素な橋を渡るといきなり本格的な登山道が始まるので、
愛犬達はここで祖母と留守番です。
本人(本犬?)達は行く気満々でしたが。
元々野山を駆け回る猟犬である柴犬なら
これくらいの山道は軽く歩けるのかも知れませんが…
階段は駄目です。
ここは山らしい山のほぼ無い愛知県に於いて
異例とも言える急峻な地形で有名なのです。
巨岩の隙間を鉄階段と鉄梯子で登っていきます。
中々の高度感です。
濡れたら結構怖そうですね。
どうしてまたこんな経路を選んだのだろう…?
と首を傾げずにはいられないような
岩と岩の隙間を縫っていきます。
現代建築みたいな巨木のアーチを抜ければ…
巨岩の上に出ました!
向こうの尾根もかなりの急斜面ですね。
大変な思いをして巨岩の上に出たのに
すぐさま下り始めます。
この道は山頂に辿り着くのが目的ではなく
巨岩奇岩を愛でることが主目的です。
そして、ちょっと逸れて鉄階段を登った先にあるのが…
峡谷の象徴となっている乳岩です!
天井にある2つの凸部が名前の由来でしょう。
まるでディッシャーで刳り取ったような洞窟。
どういう成因なのだろう…
嵐を避けるのに良さそうですが、
道が無かった時代に嵐で足元の悪い中
ここまで登って来られたのかは謎です。
愛知圏らしからぬ見応えのある渓谷でした。
愛犬達も川遊びを満喫出来たようで何より。
帰り道に寄った道の駅くんま水車の里。
近くにあったので寄ってみましたが、
ここもまた相当な山奥で
道の秘境駅とでも言うべきエキサイティングな存在でした。
運転していて写真は撮れなかったけど、
ガードレールも無い1.5車線の峠越え県道が唯一のアクセス路って
そんな道の駅があって良いのか…
奥三河は中々の魔境ですね。
まあ、ここの道の駅の所在地は浜松市ですが。
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