中々鼻詰まりが解消しないので、
今日は午前中に北千住の耳鼻科へ。
小児科併設の病院は大混雑で、
待ち時間で論文の結論以外書き終わりました。
偶に子供が覗き込んできて「何やこいつ…」みたいな
怪訝な表情で去っていくのが心苦しい。
さて、今日10/14は鉄道の日。
やる事も無いし、久し振りに日比谷公園でも行ってみるかな?
と思って調べてみたところ、
今年の鉄道フェスティバルは先週だった事が判明。
丁度九州に居た時か…
どうしようかな…
鉄道の日なんだから鉄道に関連したところへ、
という考えから大宮の鉄道博物館に来てみました。
実はここに入館するのは初めてです。
あまり博物館が好きな人間ではないので…
中は日本の博物館にしては珍しく撮影OK。
まず最初にお出迎えしてくれるのが1号機関車。
島原鉄道で誇らしげに紹介されていた
「日本で最初の蒸気機関車」です。
今から146年前の今日、新橋-横浜間を走った機関車であり、
そして、我等が半田を初めて走った機関車でもあります。
その他も客車や特急列車や通勤列車や新幹線など
様々な車両が実際に乗れる状態で静態保存されています。
しかし、そんな中で唯一触れる事すら許されないのがこれ。
天皇陛下がお乗りになる御料車です。
三種の神器の内、八咫鏡以外の2つを保管する
剣璽の間も設けられていたそうです。
猫耳ことFASTECH 360が無いか期待したのですが、
残念ながら模型だけでした。
っていうか、全車両解体されてしまったんですね。
何と勿体無い…
ちなみに、この猫耳は当時東北新幹線で計画されていた
360km/h走行から素早く停止する為の空力ブレーキです。
実際にはコスパ上320km/hが営業最高速度になったので
こんなの無くても止まれるという事で没になりましたが。
63系電車の説明。
今の通勤電車は戦時設計が元になっているという衝撃事実。
6ドア車は戦時中以下という事ですね。
歴史コーナーにはこんなものがありました。
東京発ベルリン行の切符とかロマンしかない。
宗谷トンネルとサハリントンネルが実現したら、
再び現実のものになったりするんだろうか。
その当時の名鉄河和線の時刻表も置かれていました。
所要時間がおおよそ2倍、列車本数が1/4というところでしょうか。
歴史コーナーの最後がこの国鉄民営化。
行け行けドンドンでやってきた鉄道が
モータリゼーションの波に押されて萎んでいく様が締めとは、
鉄道好きで目を輝かせてきたお子様達に
社会の厳しさを叩き込む気概が感じられますね。
民営化後の安全対策や交通系ICカードの導入とかも
この後にちょろっと展示されていますが。
僕は普段博物館なんて殆ど興味が無い人間なのですが、
中々楽しめました。
ただ、ミュージアムショップはどちらかというと子供向けで
あまり鉄オタの食指が動くものではないかな…
そう思ってミュージアムショップでは何も買わずに帰ろうとしたら、
まさかの大宮駅構内に鉄道グッズ店を発見。
ここは公衆の面前で堂々と店を構えている事が信じられないほど
とにかく濃い鉄道グッズがところ狭しと並べられています。
レプリカの改札鋏まで売っていました。
子供を鉄道博物館に連れてきたものの、
ミュージアムショップではこれといって欲しいものがなく、
ちょっと残念そうに帰宅しようとしていた
世のお父さん達をがっちり捉えて
疲れた子供達を呆れさせそうです。
僕も尾久車両センターで回収されたという
上野東京ライン開通前の首都圏路線図(実物)を買ってしまいました。
そんなに路線図を買ってどうするのと言われても困りますが。
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