今日からまたしてもワンゲルです。
藪漕ぎトレーニングでネコブ山に向かいます。
ネコブ山は先輩が誰一人として褒めていない、
それどころか、
「ネコブ…あっ…(察し)」
という反応ばかりでした。
ちなみに、ネコブ山の山行企画は何回も出ているそうですが、
ここ数年は一度たりとも完遂していないとか。
不安で一杯だ…
今回も車でアプローチ。
先輩が大学から借りた運動会の車で
新潟県の六日町を目指します。
六日町駅で列車アプローチした先輩と合流し、
そこから30分ほどの場所にある十字峡へ。
うーん、車は寝られない…
1:40頃に十字峡に到着。
トンネルで寝ます。
3:30、起床。
ね、眠い…
各自朝食をとり、4:00に出発。
うーん、天気が悪い…
雨が降っています。
が、沢登りでもない限り
ワンゲル部には雨天中止の概念はありません。
ネコブ山、魔の階段。
高さ30cmの段が400段以上。
それをこの雨の中、
重さ10kg以上のザックを背負って上る訳です。
修行どころか、最早苦行です。
階段を上り切ったらいよいよ藪に入ります。
(先輩曰く、こんなの藪の内に入らないそうですが。)
これは人が立ち入るべき場所なのか…?
写真には写っていませんが、
この右は高さ150mほどの切り立った崖なので、
一歩、いや四半歩踏み外したら真っ逆さまです。
そして、ここから雨は更に強くなり、
全身ずぶ濡れ、ズボンと軍手は泥塗れ、
仕舞いには雷まで鳴り出す始末。
一体何故ここに来たのか、何故山に登るのか。
そして、僕は考えるのを止めた。
藪を抜けると雪渓。
巻機山もそうでしたが、
かなり大量に雪が残っています。
そのお蔭で藪が埋れてしまい、
例年の3倍以上のスピードで進めました。
が、段々ガスが出て視界が悪くなってきました。
最終的にはこんな状況に。
この中を進むのは不可能と先輩が判断し、
急遽テントを張って待機する事に。
うぅ、寒い…
さっき雨でビショビショに濡れたから全身が冷えてきた…
先輩は僕の唇が青いとか言っているし…
あれ?
山で遭難するドラマでこんな場面を見たような…
うーん、気の所為かな…
あー、朝早かった所為か眠くなってきた…
少し眠るか…
…
起きたらガスが晴れていました。
死亡フラグを折ってごめんなさい(棒読み)
でも、これは実話です。
割と本気で死ぬかと思いました。
死亡フラグが折れて良かった…
この右の方にピョコッと出ているのがネコブ山です。
明日はあそこを目指すのか…
今日は18時に就寝しました。
おやすみなさい。
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