(無題)

漸く僕が家を出る時刻よりも
日の出の時刻の方が早くなりました。
段々と春は近付いてきていますね。
…家の東に丘(任坊山公園)があるので、
僕の家にはまだ日が差していませんが。

世界史の授業。
日中戦争~第2次世界大戦という、
教師の思想が最も如実に現れるこの時代。
I先生は「極」が付くくらいの左でした。
テンプレート通りと言っても過言ではないほどで、
清々しいまでの左っぷりに苦笑せざるを得ませんでした。
成る程、アメリカのプロパガンダって成功したんだな…
去年の地理のM先生の時には、
噛み付いて40分くらい授業を潰しましたが、
今回はクラス担任だから後々面倒臭そうだし、
何だか反論する気も起こらなかったのでスルー。
いや、昭和天皇をヒトラーやムッソリーニと
同列に扱うのは幾ら何でもおかしいだろ…
統帥権があったと言っても実際は形骸化していたし、
昭和天皇を責めるのはお門違いだろう。
これを見るに、日本史のH先生は
非常に中道な授業をやっていたんだな…
まぁ、この戦争責任云々くらいなら
まだ許容範囲内かな、と思ったのですが、
今現在マスメディアが陛下に対して敬語を使う事や、
御名前では決して呼ばない事まで批判していたのには
流石に引くわーと思いましたね。
高貴な身分の方を名前で呼ばないのは
日本の古来からの仕来りだし、
自国の元首に対して敬意を示すのは世界の常識。
貴方の好きなイギリスなんかその代表例でしょうが!
と思うのですが、彼に言わせれば
イギリス王室と日本皇室は違う、という事なのでしょう。
M先生よりも更にあれな感じでした。
この学校だから笑い話で済むけど、
真面目で先生の言う事を鵜呑みしてしまう学校だったら
かなり由々しき事ですよ。

その授業の影響があって
授業後にYR達と皇室について語り合いました。
日本語の「神」と英語の「the God」は別物、
天皇は「権威」であって「権力」ではない、
監督者としての責任はあるのか等
1時間近くに渡って熱く議論。
こういう議論が出来るというのは
この学校の素晴らしい所だと思います。
ああいう先生もこの学校であれば
議論を喚起するという意味で良い影響と成り得る
…のかな?

コメント

  1. にーわ より:

    俺も授業後ちょこっと話を聞いたけれども、
    先生からしたら「外国の世界史での日本はこうなっている、日本と教えていることは全く違う」
    ということを教えるために敢えて誇張的な表現をしているだとか。

    教わる先生によって大きく変わってくるというのは大きく思う。
    流石に俺もあの先生は言い過ぎな気がしないでもなかったけど、
    中庸で完全な知識を伴っていない状態での意見や批判はしづらいなあ…

    歴史認識というものは基本教養として絶対的に必要なのに、
    認識に個人差が出てしまうためそれを教える人も選ばなければならないというのは
    かなり大きな欠陥であるのではないかと思う。

  2. sou16 より:

    Unknown
    海外の世界史と日本の世界史は違うという観点で行くと、海外の世界史では、太平洋戦争によってインドネシアはオランダの支配から抜け出したとかいうように、あの大戦を結構肯定的に受け取っている国もある。
    実際に教科書を見た訳じゃないから話半分だが。

    本当に「日本の世界史と海外の世界史の違いを認識させる」という事が目的なら、そっちの方が絶対にインパクトは強いだろ。
    日本ではあの大戦を肯定的に受け取るなんて御法度中の御法度なんだし。

  3. より:

    でも石井さんがあの偏った授業をやらなきゃ放課後の議論は生まれなかった訳だろ?
    つまりそういうことだよ。