今日は冬休みの予定その4、
イギリス旅行第4日目でした。
7:05
起床。
すっかりこっちの時間に慣れました。
…まぁ、アラームで起きているのですが。
8:16
出発。
今日の目的地はケンブリッジ。
Earl’s Court駅からPiccadilly Lineに乗り、
King’s Cross St.Pancras駅へ。
8:42
King’s Cross St.Pancras駅に到着。
地上駅King’s Cross駅に向かいます。
King’s Cross駅と言えば9と3/4番線。
Hogwarts行きの特急が出るあれです。
ただ、今は改装工事中らしく見当たりませんでした。
Cambridge行きの往復切符を買って
いざホームに乗り込みます。
National Express East Coastの特急っぽい列車。
こちらもNational Express East Coast。
何処行きかは分かりませんが…
Cambridge行きの列車。
鉄道会社はFirst Capital Connectです。
車内はこんな感じ。
何故か一般車よりも一等車の方が混んでいる不思議。
皆金持ちだなー。
当然ながら僕は一般車です。
定刻から遅れる事5分、
9:20にCambridgeに向けて出発。
日本で5分遅れようものなら
贖い難き大罪を犯してしまったかの如く
謝罪のアナウンスが流れますが、
こっちは完全に無視ですね。
First Capital Connectの車窓から。
結構速いです。
ワイドビューしなのくらいの速さはあります。
差し詰め80mph(128.7km/h)くらいだろうか?
駅を通過。
この列車、どうも日本で言う特急的なものらしく、
全然途中駅に止まりません。
牧歌的な郊外になってきました。
良い雰囲気ですねー。
9:49
初の停車。
Hitchinという駅のようです。
ただ、どうも運転停車らしく、
旅客の扱いは行いませんでした。
そもそも、ホームに接してすらいなかったし。
10:19
Cambridge駅に到着。
結局、何処にも停車しなかったな…
新幹線ののぞみみたいなものか?
中々快適でした。
ただ、気密性がいまいちで、トンネル毎に耳が…
これは更に北へと向かう別の列車。
イギリスは結構鉄道会社が多いです。
Cambridge駅の時刻表。
鉄道網の要所だけあって中々のダイヤです。
10ほどの鉄道会社が乗り入れています。
ただ、日本と比べるとそこまででも無いかも…
多分、名鉄名古屋駅だけで余裕に勝てます。
London King’s Cross行きの時刻表。
毎時4本で内訳は急行2本、普通2本。
吃驚するくらい成岩駅の時刻表を彷彿とさせます。
なるほど、即ち
金山-成岩間≒London King’s Cross-Cambridge間
が証明されてしまった訳か…!
Cambridge駅の外観。
風格があります。
ここからケンブリッジ大学までは2km程。
徒歩で向かいます。
アビー・カレッジ…?
(※Abbey…修道院)
寮だろうか?
というか、修道士がこんなに車に乗っていて
問題は無いのだろうか?
ケンブリッジの街並み。
ザ・イギリスといった感じです。
R.C.教会。
ガイドブックに説明等は一切無し。
これくらいのものはゴロゴロあるようです。
建物が少し新しい一角。
こっちは建物が大きいな…
地震が滅多に無いからかな?
日時計。
ちなみに、この時の時刻は10:55。
結構な精度です。
数学橋に到着。
何故数学橋と呼ぶのかは寡聞にして知りませんが、
何かしら数学に関係がありそうなので撮っておきました。
ケム川のカモです。
可愛いですね。
コーパス・クリニティ・カレッジ。
普通の家みたいだな…
キングス・カレッジ。
1441年に建てられた世界最古の大学の一つです。
でかー。
北へ向かって歩いていると…
Cambridge University Press…!?
ケンブリッジ大学の本屋じゃないか!
早速入店。
ビッグバン、オイラー、量子力学の本と、
ケンブリッジ大学の手提げ袋、ノートを購入。
恐らく、この旅行で最もお金を使いました。
計£72.95(約9,500円相当)。
こっちでも理系の専門書は高い…
でも、良い買い物をしました。
いやー、読むのが楽しみだ!
そしてやってきました、
トリニティー・カレッジ!
ここに来る為にイギリスに来たと言っても
過言ではありません。
あのニュートンやベーコンを輩出し、
ノーベル賞受賞者は31人。
とにかく凄いカレッジなんです。
トリニティー・カレッジの中庭。
授業とか研究とか何処でやっているのだろう…
見学出来たのは極一部でしたが、良かったです。
大学に対するイメージが一変しました。
これが大学なのか…
トリニティー・カレッジを見た後は昼食。
The Eagleというパブに入りました。
DNAの二重螺旋構造を解明した
あのワトソンとクリックが議論したというパブ。
なるほど、確かに議論したくなる雰囲気だな…
The Eagle Palletというのを食べました。
イギリスにしては美味しかったです。
昼食を済ませた後はキングス・チャペルへ。
キングス・チャペル。
中に入ってみましょう。
おぉ…
凄く荘厳な雰囲気です。
パイプオルガンもあります。
展示によるとこのパイプオルガン、
1930年代からの一時期電子パイプオルガンだったとか。
モニターが繋がれた写真は中々シュールでした。
今は水力らしいです。
若気の至りというやつか…
ステンドグラス。
あと、ハープも置いてありました。
聖歌にハープって使うのかな?
息が詰まるので、この辺で切り上げて外へ。
トリニティー・ホールの中庭。
ここに人が住んでいるらしいです。
クレア橋。
ケンブリッジ大学の散歩道。
なるほど、ここを散歩している時に閃くんだな。
ハミルトンみたいに。
良く見ると橋に
“Danger Strong currents No swimming”
(危険!流れ強し 遊泳禁止)
と書いてあります。
いや、こんな所で誰が泳ぐんだよ!
…どうしてそこで僕を見るんですか。
ケム川のカモメ。
可愛いですね。
良い雰囲気です。
雰囲気を満喫した所でケンブリッジ大学を後にします。
またやってくる日は訪れるのだろうか…
15:45
London King’s Cross行き列車に乗車。
車窓から。
月がもう出ています。
16:40
London King’s Cross駅に到着。
9番線です。
London King’s Cross駅の時刻表。
驚きの1日1本日曜休み。
楓駅かよ!
結構こういう行き先多いです。
月とLondon King’s Cross駅。
セント・パンクラスの月。
月が綺麗ですね。
さて、折角イギリスに来たんですからね。
鉄道ファンの端くれとしてあれは見ておくべきでしょう。
という訳で、St.Pancras International駅へ。
St.Pancras International駅。
King’s Cross駅の隣にあります。
皆さんお待ちかねのユーロスター!
当たり前ですが、空港並みのセキュリティーです。
ホーム全景。
オリンピック旗が飾ってあります。
そう言えば、次の夏季オリンピックはロンドンか。
…ロンドンオリンピックが終わったら外すのかな?
St.Pancras International駅裏口。
宛ら何かの城です。
東京駅もこれくらいやれば良いのに。
Paris Gare du Nord方面の時刻表。
概ね毎時1本です。
そう考えると、新幹線のあのダイヤって凄いんだな…
お腹が空いて来たので、King’s Cross St.Pancras駅から
Piccadilly Lineに乗ってPiccadilly Circus駅へ。
Piccadilly Circus駅に到着。
ここが有名なピカデリー・サーカスです。
洋服屋は腐る程あるのに肝心の料理店がありません。
流石はイギリス、
メシマズ大国としての期待を裏切りませんね。
ピカデリー・サーカスで見付けた謎の垂れ幕。
「極度乾燥(しなさい)」
ピカデリー・サーカスのど真ん中で爆笑しました。
極度乾燥だけでもあれなのに括弧書きwww
もしかして、「Super dry」を直訳したのか?
いや、せめて「超辛口」って訳せよ…
アサヒビールの缶にも書いてあるだろ!
一体何の店だったのだろう…
乾燥機?
夕食は裏路地っぽい所のイタリア料理店で食べました。
イタリア料理ならイギリスでも美味しい。
…そう思っていた時期が僕にもありました。
何だ?イギリス人の口に合わせているのか?
うーん、ここまでくると清々しいですね。
で、食べ終わってお会計を頼もうと
“Bill please.”(勘定書下さい。)
と言ったら、その店員さん、
何故かカウンターの奥の方に。
…まさか、“Bill”(勘定書)と
“Beer”(ビール)を間違えられた!?
いや、ちょっと待って下さい!
僕はまだ未成年です!
と立ち上がったら、普通に勘定書を持ってきてました。
何だ、ただの僕の勘違いか…
夕食を食べた後はお土産を書い、
Piccadilly Circus駅からPiccadilly Lineに乗って
Earl’s Court駅へ向かい、ホテルへ。
明日は大英博物館です。
脚注
※「ハミルトン」
アイルランドの数学者。
散歩中に四元数を閃き、橋に彫ったという逸話がある。
コメント
今日たまたまヨーロッパに行きたいっていう話になりました。
はい。
いいですねー
↑ここ何日かずっと言ってる。