ごきげんな朝食だ…
山盛りキャベツが無いとか言わない。
例によって素泊まりで泊まっていたので朝早くにチェックアウトして
近くの喫茶店でモーニングにしました。
愛知県民らしさを出していく。
さて、実は今日もまだ目的が残っています。
今市で道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣の記念切符を回収したりしながら
栃木県の県庁所在地宇都宮市へ。
宇都宮駅東口電停から11:24発宇都宮ライトレール
芳賀・高根沢工業団地行きに乗車。
一昨年に開業したばかりの路面電車、宇都宮ライトレールです!
そう、これこそが今回の三連休の行き先を決めるに至った
一番最初のきっかけ。
4年前(2021/6/5)に一度完全乗車していた栃木県の鉄道ですが、
この宇都宮ライトレールの開業によって再び未乗区間が誕生したので
再度乗り潰しに来たという訳です。
元々あった構造物に配慮しているのか、
地図上では一直線に見える区間も実際にはうねうねしていますね。
宇都宮大学陽東キャンパス電停の先で併用軌道区間が一旦終わり、
専用軌道区間に入ります。
LRTどころか普通鉄道でも余裕で走らせられそうな豪華規格です。
法律的には軌道(線路)ではなくて道路扱いだそうなので、
車道としての規格に従っているということでしょうか。
高架部分はバラストを敷いていた割に、
地上に降りてきたらまたアスファルト舗装になりました。
それは併用軌道に戻っただけなのでは?
と思われるかも知れませんが、
この区間はまだ専用軌道のままです。
誤進入防止の為にもバラスト軌道にした方が良さそうに思うけど…
そして、何も無いだだっ広い田んぼ地帯で立派な高架に上がって…
鬼怒川を渡ります。
この鬼怒川橋梁は宇都宮ライトレールの象徴と言っても良い存在でしょう。
非常に高規格で建設されており、
将来的に路面電車としては破格の70km/h運転を見込んでいるとか。
駅間距離も路面電車では日本最長の1.9kmありますからね。
鬼怒川を渡ったところにある飛山城跡電停は周囲がガラガラで、
在りし日のりんくう常滑駅(2011/1/15)みたいな雰囲気です。
こんな雰囲気の電停が令和の時代に新規開業するとは…
芳賀工業団地に入ると再び併用軌道になります。
ここが元々鉄道空白地帯で工場への通勤ラッシュで渋滞が深刻化して、
宇都宮ライトレールの建設を決定付けた土地です。
12:10、芳賀・高根沢工業団地電停に到着。
という訳で、改めて栃木県の鉄道は完全乗車しました!
周囲にはホンダの工場以外何もありません。
計画時点での電停の仮称は「本田技研北門」だったそうですが、
ネーミングライツでもないのに特定の企業名にするのはまずいと
今の名前に変更されたという経緯があります。
三菱自工前駅(2022/11/5)とかは良いんですかね…?
部外者が下車することを想定していないので、
出口案内も「PPO門へ」「北門へ」と謎の行き先が書かれています。
鳥瞰するとこんな風に裏にテストコースもあるようです。
S2000もここで試走したのでしょうか。
周辺案内でも頑なに本田技研の名は出さないんだな…
工場見学とかが出来る訳でもないので
折り返しの12:18発宇都宮ライトレール宇都宮駅東口行きに乗車。
宇都宮市中心部に戻って昼食にします。
最近浜松市や宮崎市の影に隠れがちですが、
宇都宮といえばやっぱり餃子が有名。
というか、浜松や宮崎と比して餃子以外に乏し過ぎる。
その名もずばり餃子通りで餃子の有名店を試したいところです。
ただ、三連休ということもあってか何処も超満員。
一応、ネットで順番待ちの受付が出来るお店で
宇都宮ライトレールに乗るタイミングで順番待ちをしていましたが、
果たして…
読みが当たってドンピシャで入店出来ました。
逆にあとちょっとでも遅れたらキャンセルにされるところだった。
ジューシーな肉汁を存分に感じる一方で、
小籠包のように肉汁が溢れ出ることはないという不思議。
確かに美味しかったです。
ただ、宇都宮までこれだけを目当てに来るかと言われると
それはちょっと微妙な気がしなくもない。
最後は特急スペーシアXでちょっと贅沢に帰りました。
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