大井川ドライブ


大無間山での激闘から一夜明け、
久々に強烈な筋肉痛を脚に抱きながら朝を迎えました。
茶畑に包まれた爽やかな抜里集落です。
夜間に雨が降ったみたいだな…
1日ずれていたら危ないところだった。


折角なので集落をちょっと散歩してみます。


この集落では「UNMANNED無人駅の芸術祭」という芸術祭が
平成30年から毎年春に行われているそうで、
茶畑の中にぽつねんと作品が置かれています。


これも作品。
軽トラ同士が大井川の隘路をすれ違う際に
手を挙げて挨拶する様子を切り取っているのだとか。


そしてこちらが大井川鐵道大井川本線の抜里駅です。
これもまた一つの作品みたいにも見えますね。


時刻表は中々衝撃的。
最奥部の井川線ならまだしも、ここはまだ大井川本線だよな…?
なお、例によってまた一部区間が台風被害で運休しているので、
今1駅先の川根温泉笹間渡駅より先に行きたい場合は、
1駅「手前」の家山駅まで戻ってから
川根本町コミュニティバスに乗り換える必要があります。
道路の経路の関係上致し方無いとはいえ、
何処か冷遇されている駅だな…


大無間山はその気になれば大井川鐵道と井川地区自主運行バスで
公共交通機関のみのアプローチも出来なくもないのですが、
大井川鐵道の運賃だけで高速道路料金を超える有様なので
費用面でも時間面でも自家用車には全く太刀打ち出来ませんでした。


大井川鐵道は全線乗り潰しているので、
周辺の道の駅の記念切符を回収していきたいと思います。
まずは抜里集落の対岸にある道の駅川根温泉へ。
大井川に面した露天風呂がある道の駅で、
目の前の大井川第一橋梁を渡るSLを見られることで撮り鉄にも有名です。
何かカメラをセットしている人が居るな…
ということは、そろそろ来るのか?


来た!機関車トーマス号だ!


赤く色付いた植込を入れて秋らしさを出そうとしてみた図。
トーマスは顔が平坦なので角度が付くとあれですね。


お次は道の駅フォーレなかかわね茶茗舘へ。
何故にフォーレ?
と思ったら、作曲家のフォーレ(G. Fauré)じゃなくて
フランス語の森(Forêt)が由来なんですね。
何故にフランス語?


実はこの道の駅は4年前(2020/8/9)にも来ていましたが、
あの時はコロナ禍真っ最中で開店休業状態でした。
今は完全に再開したので茶室でお茶を頂きます。


川根茶セットを頼むと川根茶の美味しい淹れ方講座付きで
自分でお茶を淹れて喫することが出来ます。
まろやかで澄まし汁のような一煎目から
所謂お茶っぽい味の三煎目以降まで、
川根茶の移り行く風味を楽しみました。


お次は千頭駅へ。
駅のすぐ近くに道の駅があるのですが、
何やらトーマスフェアなるものをやっていて大混雑しており
かなり遠い駐車場に回されました。


駐車場から道の駅まで歩く途中の景色ですが、
大井川がとんでもない角度で曲がっています。
曲がっているというか、線路の擁壁に当たって跳ね返っています。
何でまたこんな流路に…


こちらが道の駅奥大井音戯の郷。
奥大井にもモデル地がある「ゆるキャン△」の展示がありました。
奥大井でテント泊となれば当然深南部の登山
…な訳はないか。
もしそうだったらオタクが聖地巡礼で深南部に押し掛けて整備が進む
…よりは大量遭難の方が有り得るかな。


大井川沿いの道の駅の記念切符を回収したので、
さわやかでタンパク質を補給してから帰りました。

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