3:22、起床。
レンタカーで登山口に向かいます。
この時間の道東は野生動物の飛び出しが怖い…
岩尾別温泉駐車場に到着。
今回挑戦する山は最東端の日本百名山、羅臼岳です!
三連休だからか想像以上の人出で駐車場から車が溢れています。
未明はヒグマとの遭遇率が高いと聞いたから日の出時刻に来たけど、
皆結構日の出前から登っているんだな…
この岩尾別温泉には秘境知床の宿 地の涯という
世界自然遺産地域内唯一のホテルがあったりします。
1人1泊2万円以上するので、
室堂のホテルと同じく登山者は滅多に利用しないと思いますが。
登山者でも利用出来そうな宿泊施設としては
登山口の目の前にある木下小屋という、
食事・寝具無し3,000円/泊の山小屋があります。
北海道の山小屋って食事や寝具の提供は無くて
本州で言うところの避難小屋相当のものしか存在しないんですよね。
それも基本的には山中にはなくて登山口にのみ。
登山口にはヒグマの目撃情報が掲示されています。
これを見るに、7月は毎日のように目撃されていたのが
どんどん出現頻度が落ちているようです。
であれば今は比較的安全なんだろうか…
とはいえ油断してはいけません。
登山口入ってすぐの祠に安全登山を祈願し、
熊スプレーを即座に抜けるようにイメージトレーニングを重ねて
いざ登山開始です。
クマザサの中を歩いていきます。
熊笹って名前がもう嫌ですよね…
笹の中に大型の動物がいて心臓が止まりそうになりましたが、
良く見たらエゾシカでした。
北海道の山で気を付けなければならないのは
巨大なヒグマだけではありません。
目に見えない寄生虫のエキノコックスもそうです。
その為、パッと見は綺麗な湧水であっても
原則として煮沸しなければ飲用に適しません。
まともな山小屋が無いということも相俟って
大量の水を担ぎ上げる必要が出てくるので、
これもまた北海道の登山の難易度を上げる要因となっています。
To be continued.
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