Kiritimati Island(クリスマス島)を巡ります。
7:16、起床。
世界一早い夜明けです。
8時前に迎えに来たガイドさんの車に乗って
London(ロンドン)に向かいます。
キリバスの人は基本的に時間通りには来ないと聞いていたけど、
今のところ寧ろ正確だという印象さえ受けるな…
Londonの港から小舟に乗ります。
メインカメラのミラーレス一眼を持って行くか、
安全を取って防水カメラだけにしておくか…
と一瞬逡巡しましたが、Eutan Tarawa(北タラワ)を思い出して
メインカメラは車に置いて防水カメラだけを手に持ち、
上着も脱いで水着に着替えて
このまま海に飛び込んでも問題無い装備に替えました。
という訳で、いざ出港です。
早速波飛沫と驟雨の洗礼を受けます。
まずやって来たのはMotutapu Islet(モトゥタプ小島)。
Auckland(オークランド)にあったあの島(2023/11/25)と
全く同じ名前です。
“Motutapu”というのはポリネシアの言葉で「聖なる島」という意味。
遠く離れていても同じポリネシアです。
ここは海鳥の聖地として名高い場所。
上陸するや否や夥しい数の鳥が空を埋め尽くします。
セグロアジサシ…でしょうか。
英語で説明されても種名は分からない…(”sooty tern”らしい)
人が少なく警戒心が薄いのか、
飛んでもあまり高い高度まで上昇しません。
手を伸ばしたら届きそうな低空飛行です。
手を伸ばすどころか普通に立っているだけで
ぶつかってくるんじゃなかろうかという距離です。
近い近い!
こっち見んな。
何なら端から飛びすらしない個体も一定数います。
この子達はクロアジサシ、
またはヒメクロアジサシのようですね(Google先生判断)。
地面に目を遣るとよちよち歩きの雛もいました。
クロアジサシの雛のようです。
可愛いですね。
保護する親鳥が周囲には見当たらないのですが、
よっぽど天敵がいないのでしょうか。
薮の中で抱卵している親鳥もいました。
アカオネッタイチョウのようです。
ガイドさんが
「もっと写真を撮り易くしてあげるよ」
と手を突っ込んで思い切り威嚇されていました。
大丈夫なんだろうか…色んな意味で。
メインカメラを置いてくるということは望遠レンズも無いということで、
それでバードウォッチングなんて出来るんだろうか…
と不安に思っていましたが、
望遠どころかマクロレンズが要りそうな勢いです。
野鳥をこんな接写出来るなんて…
こちらはGoogle先生がセグロシロハラミズナギドリか、
ムナオビシロハラミズナギドリか、
カワリシロハラミズナギドリか、判断に迷っていた鳥。
Kiritimatiでの目撃情報の多さを鑑みるに
ムナオビシロハラミズナギドリ…なのでしょうか。
こちらはアカアシカツオドリ(左)とシロアジサシ(右)。
熱帯のバードウォッチングということで
色鮮やかな鳥達が飛び交う姿を想像していましたが、
基本的に皆白黒です。
後程調べてみたところ、
海鳥というのはカモフラージュの為に基本白黒なのだそうです。
生物学の知識の貧弱さが露呈してしまった。
森の中にも分け入ってみます。
地面はそこら中巣穴で穴ボコだらけになっており、
気を付けないと踏み抜きそうです。
卵ってこんな無造作に置くものなの…?
やらせにしてももう少し凝りそうな置き方です。
卵の主かも知れないヒメクロアジサシ。
(以下、メモ書き)
Cook Islet
他の島から来た人々が泊まる為のドミトリー
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