秋と言えば紅葉です。
そして、スポーツの秋という言葉もあります。
この2つが掛け合わさった時に何が生まれるか?
そう、秋山登山ですね。
という訳で、会社の登山部の先輩の企画で
紅葉の奥穂高岳を目指すことにしました。
あずさ1号に乗って松本駅へ、
そこからアルピコ交通を乗り継いで上高地にやって来ました。
メッチャ暴風雨なんですが…
近年の山行はかなり天気に恵まれていたのと
荒天予報時はほぼ日程変更か中止をしていたので、
ガッツリ悪天候下での山行は剱岳を諦めて
立山縦走にした4年前(2019/7/19-20)以来です。
まあ、今日は遊歩道歩きみたいなものだし
雨だったところで不快なだけだけど、
明日も天気が悪いと流石に穂高の岩場は難しいのでは…
ここから天候が回復することを祈りつつ歩行開始。
上高地から10kmは樹林帯の平坦な作業道歩きです。
舗装路じゃないだけまだマシだけど、
車道歩きはとにかく怠いんだよな…
正午スタートでも尚余裕があるので、
明神池にも寄ってみます。
穂高神社奥宮の境内にあたり、
「かみこうち(神垣内)」の名の由来になった場所です。
大正池と同じく、北アルプスからの土砂が
梓川を堰き止めたことによって生じた明神池。
水深は極浅く、庭園のような雰囲気です。
明神池から先は初めて歩く区間。
上高地発の登山だと何度か槍ヶ岳を計画してはいるのですが、
天候不順やら急用やらで全部中止になっているので…
ただ、初めてだからといって面白い区間ではありません。
徳澤園で一休み。
ここは昔牧場があった関係でソフトクリームが有名です。
外観は山小屋っぽい感じですが
実情はリゾートホテルと言っても良く、
高い部屋だと1泊2食付きで32,500円/人もします。
当然、基本的に赤貧な登山者が泊まる訳も無く。
今夜の宿の横尾山荘に辿り着きました。
作業道の終点にあたり、ここが実質的な登山口です。
椹島ロッヂ(2023/9/16)みたいに
宿泊者には送迎バスを出して欲しかった。
まあ、上高地の観光客数の多さでは難しいのでしょうが…
事実上の下界なので設備は非常に整っており、
お風呂にも浸かることが出来ます。
無料Wi-Fiまであります。
合宿所みたいな雰囲気ですね。
明日の天候回復を祈りつつも、
代替案を議論してから就寝しました。
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