アラビア旅行 第5日目

5:51、起床。
何か早起きで固定されてしまったのは
周りがFajr(ファジュル)をしているからでしょうか。
お昼までのんびり過ごします。


お昼になったところでホテルをチェックアウトして
Hufuf(フフーフ)市街地の観光もしてみます。
地球の歩き方のHufufの項で一番推されていた
Qasr Ibrahim(イブラヒム宮殿)。
オスマントルコの兵舎として建築されたそうです。


何処かから入れるのかと周囲を探ってみましたが、
暑過ぎて人っ子一人居ません。
ぶっちゃけ、この気温では入れたとしても
中を巡りたいかと言われると…


Qasr Ibrahimの内見は諦めて街歩きをします。
この辺りはちょっとギリシャっぽいエリアですね。


上の写真で左側に見えている建物は
Qaisariya Souq(カイサリア・スーク)。
サウジアラビアで最古の1822年開場の市場で、
Rub’ al Khali(ルブアルハリ砂漠)の中の一大オアシス
Al-Ahsa(アハサー)に集まった人々が交流したのでしょう。


まるでアパートのように数多くの商店が入居しています。
今は昼間なので営業中のお店が全くありませんが、
装飾品や香水などを売っているのでしょうか。


内部には細く入り組んだ通路が張り巡らされており、
開場時にはどんな混沌が繰り広げられるのか想像も付きません。
見てみたいような、狩られそうだから避けたいような…


では、Hufufを去ります。
Hufuf駅(フフーフ駅)から13:50発7番列車に乗車。
ほぼ満席です。
これだけ利用者が居るなら1日数往復といわず増発しても良いのでは。
例によって車内の写真はありませんが、
前に居た女の子は鬼滅の刃を読んでいました。
鬼滅の刃はAdhan(アザーン)をアニメで不適切使用して
アラブ社会で大問題になったと聞きましたが、
もう許されたのでしょうか。


16:11、定刻通りRiyadh駅(リヤド駅)に到着。
サウジアラビアの首都、Riyadh(リヤド)です。
内陸部になって湿気が減り過ごし易く…
なっているかと淡い期待を抱いていましたが、
下車した瞬間に打ち砕かれました。


駅舎は相変わらずテンプレです。
Uberを呼んでホテルへ。
日没まで休憩します。


夜になったら改めてUberを呼んで市街中心部へ。
運転手がナビで何か見ていると思ったら、
FPSの実況動画でした。
斬新だな…


Riyadhで一番高い超高層ビル、
Kingdom Centre(キングダムセンター)。
その形から「Riyadhの栓抜き」だの
「巨大ピーラー」だの言われることも。


低層階はショッピングセンターになっています。
アラブ人はショッピングセンターが大好きですね。
ただ、バーレーンと比較すると
割と普通のショッピングセンターです。


ここのメインはやはり展望台。
入場料を支払って専用エレベーターに乗り込みます。


99階のSkybridge(スカイブリッジ)に到着。
99階を自称していますが
エレベーターの階数表示は不思議なカウントをしていて、
実は普通に数えると41階建てにしかならないとか。
高さ300m超で41階というのは逆に少な過ぎる気もしますが
(ほぼ同じ高さのあべのハルカス(2022/3/8)は60階建て)。


Skybridgeの真下は栓抜きの中空部分で、
荷重を支える為にBridgeらしく割とキツいアーチ状になっています。


そして、こちらが地上300mから眺めたRiyadhの夜景。
真っ平な街が地平線まで続いており、
月並みな表現ですが正にシムシティです。
絶対君主制でこの地形だから、
それこそ好き放題に開発出来るんだろうな…


Riyadhの夜景を楽しんだら地階まで下りて夕食。
McDonald’s(マクドナルド)の中東限定メニュー、
McArabia(マックアラビア)です。
Al Baik(アルバイーク)のメニューに似ていますが、
あちらよりもKhubz(ホブズ)が厚く、胡麻が入っています。
個人的にはAl Baikの方が好きかな。

コメント