媒介としての車

今日は極めて貴重な予定の無い休日。
天気も良いし、ふらっとドライブでも行こうかな。
秋晴れの下を走るのはオープンカーの醍醐味です。


するっと奥多摩までやって来ました。
前からちょっと気になっていた場所があるので寄ります。


数馬峡橋です。
多摩川が最も深い谷を刻む鳩ノ巣渓谷に架かる橋で、
白丸ダムの生み出した白丸調整池の
穏やかな水面と深い森の対比を楽しめます。


で、撮り鉄にとってはJR青梅線の撮影地として有名です。
風景メインで車両は小さくなるので
世間一般で問題視されている「撮り鉄」は好まなさそうですが。
山間に入って雲が出ていましたが、
上手くこの瞬間だけ太陽が顔を出してくれました。


縦でも一枚。
ブログに載せる用のサイズにすると
電車が米粒になってしまって全然見えませんね…
まあ、風景写真ということで。


意外と数馬峡橋を渡る人の数が多いので
何かあるのかと対岸に来てみたら、
ちょっとお洒落なハンバーグ屋がありました。
周りに流されて昼食にします。
肉々しくてジューシーですね。

昼食を終えたら例によって奥多摩周遊道路へ向かいます。
相変わらず国道411号は珍しいスポーツカーが多いですね。
僕のケツを突いてくるフェラーリ テスタロッサとか、
小河内ダムの写真を撮るダッジ バイパーとか。
…あのバイパー、何故か既視感があるような。
あっ!
僕が良く読んでいる連載記事のあのバイパーだ!
確かに、武蔵野が云々という言い回しが何度かあったから
意外と近所なのかとは思っていたけど、
まさかこんなところで出会うとは…
記念撮影させて頂きたいところでしたが、
テスタロッサに突かれている最中だったので
素通りしてしまいました。
テスタロッサめ…


実はこのS2000も街でこのブログの読者さんの目に留まって
「あれsou16の車じゃね?」
と後指を指されていたりするのでしょうか。
自意識過剰か。
この車はダッジ バイパーほどレア物ではなく
多摩地域でも複数台居たりします(目撃済)ので念の為。


いきつけの喫茶店は
檜原村役場の電気工事の影響で休業していたので、
もうちょっと下ってあきる野市の喫茶店に来てみました。
ここも良い雰囲気のお店ですね。


お茶も置いていたので煎茶のセットで。
夕暮れ時のお茶をのんびりと嗜んでいたら、
ご主人から
「もしかして、表のS2000に乗って来られました?」
と話し掛けられて、ついつい話し込んでしまいました。


バイパー然り、S2000然り、
趣味性に全振りした車というのは、
乗る人と乗せる人だけではなくて
見る人まで巻き込んでいくものなんですね。
電気自動車の時代になっても、
そういう車は残って欲しいものだなぁ…

 

脚注
※「僕が良く読んでいる連載記事」
   cf. バイパーほったの ヘビの毒にやられまして – Web CG

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