(無題)

引越しに際して可及的速やかに行うべきことは全て済ませましたが、
半田に置いておきたかった銀チャリが
車に積めなかった為にまだ西春にあります。
というわけで、今日は西春から銀チャリを輸送するべく
半田までサイクリングしました。
と言っても、薄曇りの名古屋では特に写すべきものもありません。


一つだけ観光。
東海道の難所、宮の渡し(七里の渡し)です。
今では東海道の難所と言えば
箱根峠や鈴鹿峠が有名ですが、
あれは陸上なので歩いていればまだ抜けられた一方、
東海道で本当に難所だったのは寧ろ川です。
「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」
で有名な大井川もありますが、
それ以上に厄介だったのが木曽三川。
架橋など夢のまた夢だった為、
東海道はここを伊勢湾側から大きく迂回して
熱田-桑名を渡海によって結んでいました。
両宿場町は船待ちの旅人で大いに賑わい、
特に熱田宿(宮宿)は全国最大の規模だったとか。
その後の愛知県の発展の一因にもなっているのでしょうか。


一気に飛んで半田市です。
今は丁度矢勝川の彼岸花が見頃なので、
矢勝川沿いを通って帰ることに。
渡名喜島から訪れたいという人が居るくらい
結構人気の観光地なのですが、
こんなご時世なので観光客は少なめです。
コスプレして撮影会をする外国人グループが
何故か複数組居ましたが。
そんなこんなで実家に帰着。
銀チャリの輸送は無事に終わりました。

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