(無題)

カムチャッカ旅行第4日目。
今日も一日海の上です。

(以降、ペトロパブロフスク=カムチャツキー時間UTC+12.0h)

2時頃に船が大きく揺れるものだから
目が覚めてしまいました。
ここでは凪の部類なんだろうけど…


明るくなってきたので外を見てみると
息を呑むほど美しい火山が。
おお…
天気が回復傾向にあるから揺れたのか。
この火山はКамбальный
(カンバリニー火山)のようです。
まだКамчатка(カムチャッカ)の殆ど南端だな…

8:44から朝食。
魚の素揚げとКаша(カーシャ)でした。
この魚ってもしかして昨日釣ってた魚だろうか。
素揚げなのに滅茶苦茶冷えた状態で出されていました。
マリネではないはずだけど…


朝食を終えたら更に天気が良くなっていました。
Ходутка(ホドゥトカ火山)らしき山が見えます。
さっきとどう違うんだよとか言わない。


五里霧中だった昨日とは大違いだな…
こんなに美しい海岸線だったのか…


景色に見惚れていると
足元に気配を感じたので何かと思ったら、
大型犬のケージが置かれていました。
結構エンジンに近いけど五月蝿くないのかな?

9:34に映画上映を告げる放送がありました。
またしても戦争映画だったので今回はパスしましたが。
暇だったので何の気なしにバウチャーを見ていたら、
誤植で最終日に東京じゃなくて
Москва(モスクワ)に帰ることになってて草生える。
良くこれでビザが下りたな…
永住許可かな?


当然と言えば当然過ぎることですが、
景色は全くと言って良いほど代わり映えしません。
Петропавловск-Камчатский
(ペトロパブロフスク=カムチャツキー)まで
文字通り人っ子一人住んでいない海岸線が続きます。


暇なので船内を探索してみたりもしましたが、
これと言って面白いものはありませんでした。
船体が損傷した時に
一気に浸水してしまうのを防ぐ為なのか知らないけど、
入り組んでて凄く迷いやすい造りだ…


更にもう一眠りして18時前になったところで
初めて人工物が見えました。
終着は近い。


戻って来るととんでもない大都会に見えますね。


18:08、Петропавловск-Камчатскийに到着。
夢のПарамушир(幌筵島)ツアーが終わりました。


ありがとうГипанис号(ギパニス号)。
行き難い場所ほど燃える質ではあるけど、
次来る時には流石にもう少し行きやすくなっていると良いな…


さて、一昨日にも述べた通り
僕はこのПарамуширに対して並々ならぬ思いを抱いていたので
3日間も予備日をとってありました。
運良く1日も予備日を費やさずに済みましたが、
ということは3日間自由時間が残っています。
地の果てと言っても良いКамчатка
(カムチャッカ)まで来て
島にだけ行って帰るのはあまりにも勿体無いので、
ここからはボーナスステージです。

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