今日は成人の日。
半田市の成人式は日曜日ですが。
もうあれから4年も経つんだなぁ…
三連休だというのに東葛でぐだぐだと過ごしては
旧成人として新成人に顔向けできない!
ということで、千葉県民になりながら
まだ乗れていなかったあの路線まで
サイクリングがてら行ってみることにしました。
室温が遂に8℃まで下がってしまったような気温で
ピッチリウェアのロードバイクはキツいものがあるので、
ジャンパーを着込んで銀チャリで出掛けます。
但し、銀チャリは輪行できないので
一度行ったが最後、往復完遂できねば凍死ですが。
千葉県道281号を通って、
上下線で北総鉄道を挟む国道464号まで来ました。
やけに贅沢に余地が取られているのは、
元々ここに成田新幹線を通す計画があったからです。
近年のインバウンド需要の高まりで
成田新幹線計画が再燃したり…しないか。
国道464号は国道23号みたいな準高速道路なので、
北総鉄道の駅は中洲のような状態になっています。
これも建設費を高騰させた要因の一つでしょう。
未舗装の脇道に迂回したりしながら
歩行者と自転車に優しくない国道464号を何とか抜け、
国道16号に移って飛ばしていたら、
「道の駅やちよ」なるものを発見してしまいました。
八千代市に道の駅を造るほどの特産品とかあったっけ…?
八千代市と言われても某P会民しか思い浮かばないけど…
気になるので入ってみることに。
どうやら八千代市は近郊農業が盛んなようで、
地場野菜や酪農品が多く揃っていました。
八千代市は、というよりも柏市や我孫子市まで含めた
千葉県北部全般に言えることでしょうが。
折角なのでジェラートを買ってみました。
ミルクとティラミス。
ティラミスはラム酒の香る本格派です。
ちょっと寄り道してしまいましたが、
目的地である京成本線ユーカリが丘駅に到着しました。
エラくメルヘンな雰囲気ですね。
ここは昭和40年代終わりから開発され始めたニュータウンで、
今もなお町づくりの続く成長管理型の開発が特徴です。
何故ニュータウンなんかにやって来たのかというと、
ここには全国でも唯一の、不動産会社が自前で建設し、
運営している新交通システムがあるのです。
オリエンタルランドがTDR内の移動手段として建設したモノレールの
ニュータウン版、とでも言えば良いでしょうか。
路線はラケット状になっており、
ヘッド部は常に反時計回りに走るようになっています。
そのため、例えば井野駅から中学校駅へ行こうとすると、
一旦逆方向のユーカリが丘駅へ向かい、
そのまま折り返し列車に乗り続ける必要があります。
そういう需要は無いから問題ないという話なのでしょうが。
1周完全乗車したい場合には
どうやって切符を買えば良いのか迷いましたが、
距離制ではなく1回の乗車につき200円という回数制だったので、
普通に1枚切符を買ってユーカリが丘駅から乗り、
1周してユーカリが丘駅から出れば大丈夫でした。
いわば団地のコミュニティバス的なものなので
観光需要なんて存在しないと思うのですが、
やはり物珍しさから僕みたいな鉄オタが来るのか
オリジナルグッズまで販売していました。
15:41発山万ユーカリが丘線に乗車。
小振りな車両です。
休日のこんな昼過ぎの時間帯ですが、
思ったより乗客が居ました。
公園駅にある分岐点。
どでかい軌道のポイント切り替えは
中々見応えがありそうですが、
銀チャリで松戸まで帰ることを考えると
そう悠長にはしていられないので諦めます。
ニュータウンの住民で勝手の分かる人しか使わないだろうということか、
公園、女子大、中学校と随分投げやりな駅名が多いです。
女子大駅近くに車両基地があり、
多客時にはこのこあら3号も出動して
毎時7~8本にまで列車本数が増えます。
(1周14分かかるので、1編成では毎時4本が限界。)
しかし、折角こんな立派な公共交通機関を拵えたのに
最近は京成ユーカリが丘駅の駅前開発がメインのようで、
超高層マンションや大型ショッピングセンターは
全て京成の駅前に造られています。
ユーカリが丘線は戸建ての人用ということなのでしょうか…
というわけで、1周してユーカリが丘駅まで戻ってきました。
この後は東葉高速鉄道+新京成電鉄に近い経路で
船橋市の狭くて暗い田んぼ道をギコギコ帰りました。
日記で書くと一言だけど、
この帰路が一番面倒臭いんだよな…
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