東京大学ピアノの会は
その他の東大の文化系サークルの例に漏れず、
他大学と比べて非常にオタク率の高い事で有名ですが、
その中でも抜きん出たピアノオタク達を隔離した選りすぐった
アムラン会なる団体が去年発足しました。
僕もちゃっかりその一員になったのですが、
今日はそのアムラン会初の単独演奏会がありました。
…このブログで告知・宣伝していなかったのは
完成度に全く自信が持てなかったからです。
オタク共が集うとあって曲目は錚々たるもので、
僕も調子に乗って
アブレウ作曲アムラン編曲 Tico-Tico no Fubá
A.ウラディゲロフ作曲 ディルマノ・ディルベロ変奏曲Op.2
の2曲を突っ込んだら、案の定完成とは程遠い出来になり…
が、どういう流れなのか演奏順はまさかの大トリ。
急遽アンコールまで任されて
グーセンス作曲 万華鏡Op.18-8「古いオルゴール」
も練習する事になりました。
何だかんだで演奏本番。
小さなホールで和やかな雰囲気だったので
普段の演奏会ほど緊張せずに弾けました。
しかし、如何せん技巧が全く追い付いていないので
ミスはかなりありましたが、
ディルマノ・ディルベロ変奏曲は終盤に向かって
これでもかと盛り上がっていく大曲なので、
気迫で押し通した…ような気がします。
演奏会の他の面子は流石アムラン会なだけあって
恥ずかしながら僕も知らないような作曲家が目白押しで、
打ち上げでもオタトークで多いに盛り上がりました。
盛り上がり過ぎてハイペースで飲みまくり、
未だ嘗て無いほど泥酔してしまいました。
明日は朝が早いので打ち上げを早退したら、
お店を出てほんの10mくらいの場所で最早歩けなくなり、
本当に駅まで行く事も出来ないくらいだったので、
前後不覚になって視覚も聴覚も薄れゆく中
死ぬ気で居酒屋まで這い戻り、
先輩に助けを求めて西日暮里駅まで着いてきてもらい、
最後は気力で北松戸駅で降りて、
どうにか下宿の布団まで辿り着きました。
今回ばかりは本当に路上で朝を迎えるところだった…
記憶はしっかりありますが。
楽し過ぎる飲み会も考えものですね。
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