中米旅行第11日目。
海を超えます。
5:30、起床。
久し振りにちょっと早起きしてみました。
日没は毎日見ていましたが、
日の出はまだ見ていないので見てみます。
水平線付近は曇りか…
初日の出の時のようには上手くいきませんね。
それでも中々綺麗な朝でした。
二度寝します。
名残惜しいですが、
支度を済ませたらCaye Caulker
(キーカーカー)を発ちます。
10:30発Belize Express Water Taxiに乗船。
Belize City(ベリーズシティ)の港に着いたら
間髪を容れずタクシーに乗り込んで空港へ。
タクシーの運転手と話していたら、
「日本人の割に英語上手いじゃないか!」
と褒められました。
英語を褒められたのは生まれて初めてな気がする。
日本人の英語力はどれだけ低く見られているのか…
[画像]
Philip S. W. Goldson国際空港
(フィリップ・S・W・ゴールドソン国際空港)に到着。
ベリーズを出国します。
空港の土産物屋は意外にも
Caye CaulkerやSan Pedro(サンペドロ)と
大して変わらない値段でした。
何ならコーヒー豆とかは空港の方が安いです。
あと、出発案内のところにCaye Caulkerが出ていたけど、
あのボロボロの飛行場にどうやって着陸するのだろうか…
14:06発CM281便に搭乗。
メキシコならともかく、この中米に於いて
1分刻みの出発時刻に意味はあるのか。
遅れてはいませんでしたが、
14:00丁度に動き始めていました。
なら14:00発で良いのでは…
ちなみに、機内誌によるとこのコパ航空は
世界で4番目の定時運航率を誇っているそうです。
さらば、ベリーズよ…!
行き先的にもしかしたらGreat Blue Hole
(グレートブルーホール)が見えないかと
目を凝らしてみましたが、
流石に無理でした。
大西洋から太平洋へと海を変え、
眼下にはまるで蟻の如く群がる巨大タンカー。
そして、メキシコでもお目に掛かれなかった
ニョキニョキ生えた高層ビル群。
降り立つ国は…
(以降、パナマシティ時間UTC-5.0h)
17:42、Tocumen国際空港(トクメン国際空港)に到着。
南米と北米を分かつパナマ共和国です!
が、今回は乗り継ぎだけなので入国はお預けです。
18:43発CM294便に乗り継ぎ。
1時間しかないのでギリギリかと思いましたが、
意外と余裕がありました。
Tocumen国際空港はそんなに大きくないんですね。
再び大西洋へと進路を取り、
漆黒のカリブ海上を飛びます。
(以降、ハバナ時間UTC-4.0h)
22:30、José Martí国際空港(ホセ・マルティ国際空港)に到着。
中米4ヶ国目、キューバ共和国のHabana(ハバナ)です!
(Havanaは英語綴りです。)
つい最近までアメリカと断交して
孤高を貫き通していた社会主義国。
一昨年オバマ前大統領が国交正常化を宣言した為、
急速にアメリカナイズされてしまうのではないかと
危惧されている国でもあるので、
今回の旅行で最も来ておきたかった国なのです。
入国カードの記入事項が細かくて面倒なのと、
空港内が微妙に薄暗いのが何とも社会主義国らしい。
あと、受託手荷物が出てくるまでが異常に長かったです。
たかが手荷物を流すのにどうして1時間も掛かるんだ…
そして、このお国はまだかなり社会主義を保っているので、
世界的にも他に例の無い一国二通貨制度を取っています。
外国人が使う通貨兌換ペソ(CUC)と、
キューバ国民が使う通貨人民ペソ(CUP)が違うのです。
一体それに何の意味があるのか良く分かりませんが。
また、アメリカと長きに渡って敵対してきたので、
米ドルを両替しようとすると10%の謎手数料を取られます。
なので、米ドルよりも日本円の方が
遥かに良いレートで両替出来るという、
これまた類い稀な国となっています。
迎えに来ていたタクシーに乗り込んで宿に向かいます。
片側3車線もある立派な道路の割には車は疎ら。
運転手さん曰く、道路状況があまり良くない為に
政府が車の所持を制限していて、
中古車でもとんでもない高値になっているからだとか。
交通渋滞が深刻なメキシコとは対照的ですね。
その為にキューバでは車がとても大切に扱われ、
クラシックカーが今も現役で走る国として知られています。
車通りは少ないのですが、
街中の公園には深夜だというのに屯する人が大勢居ます。
タクシーの運転手さんは
「サイレンを鳴らすパトカーなんて
キューバでは映画上だけの存在さ!」
と治安の良さを推してくるのですが…
通りの様子を見るにとてもそうは見えない…
今夜はもう遅いので夕食を食べに出たりせず、
コパ航空の機内食で我慢して大人しく寝ました。
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