今日は東京大学ピアノの会
2013年度入会生による卒業演奏会の本番でした。
卒業演奏会は通常の演奏会とは違い、
演奏時間に制限が無いのが大きな特徴です。
その為、ソナタ全楽章や前奏曲全曲など
通常は時間制限に引っ掛かって
弾く事が出来ないような大曲を弾く事が出来ます。
また、連弾や2台ピアノのエントリーも多いです。
僕もMDと2台ピアノで弾いたのは、
ルトスワフスキー作曲
2台ピアノの為のパガニーニ変奏曲。
2台ピアノの中では最も好きな曲です。
ハチャメチャ具合が素晴らしい。
しかし、その分合わせるのが非常に難しい曲でもあります。
でも、この曲は上手く合うと最高に楽しいですね!
完璧とは程遠い出来ですが、楽しかったです。
そして、ソロは不屈の精神で八月演奏会のリベンジをした
ジェフスキー作曲 不屈の民の主題による変奏曲。
折角の卒業演奏会なので弾く変奏を大幅に増やして
主題、第1、2、5、9、13、14、18、27~30、35変奏、
それに主題再現部を抜粋しました。
第35変奏の口笛サプライズは上手くいきましたね。
バレないように朝一番の二食で
密かに練習してきた甲斐がありました。
あと、第5変奏の特殊奏法
(ペダルを踏まずにスタッカートで和音を弾き、
余韻が残っている内にペダルを踏んで響きを捕まえる)も
中々好評で良かったです。
正直、僕では圧倒的に技量不足な超難曲なので
非常に拙い演奏であった事は重々承知ですが、
十分楽しめたと思うので満足です。
院生になっても、そしてその先の人生でも
ピアノは弾き続けていきたいものですね。
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