大晦日。
平成28年ももう終わりです。
早かったなぁ…
今年もいつもと同じように
年越しそばを食べ、除夜の鐘を打って
一年の最後の一日を終えました。
遂に学部最後の年となった物理学科。
一番存在の大きかった授業は理論演習と特別実験です。
理論演習では初めて宇宙論に本腰を入れて取り組んで
素粒子論と宇宙論とで迷っていた進路が宇宙論に決まり、
特別実験では与えられた課題を
与えられた手法でこなすのではなく
課題を自分で考えて自分で解決していく事を学び、
両面で研究者への道筋を付けられたように思います。
今年の一大イベントと言えばやはり院試なのでしょうか。
難関だと言われていた横山研ですが、
人気で難しいと吹聴し過ぎた所為なのか何なのか
結局入ったのは僕一人という結果になって
情報戦の難しさを感じたりしました。
しかし、終わってみると呆気無いもので
余り印象には残っていません。
逆に強く印象に残っているものと言えば
日本最後の秘境たる絶海の孤島三島村・十島村、
地球の裏の世界の果て南米大陸、
果てしなく続く大地シベリア・中央アジアでしょうか。
南米、シベリア、中央アジアは日本で暮らしていると
良い噂を全くと言って良いほど聞かない
心理的に非常に隔たった位置にある地域ですし、
三島村と十島村はそもそも情報が極めて少なく、
いずれにしても実際どういう場所なのか想像出来ず
出発直前なんかはもう不安で不安で仕方無かったのですが、
行ってみると手付かずの雄大な自然と
擦れていない人々(ウズベキスタン除く)に出会って、
手垢にまみれた表現を用いれば
正に世界観が変わりました。
南米は本当に良いですよ。
そんな感じで、今年も良い年でした。
少しずつ色んな事が変わっていきますが、
ローカルベストに陥らないように気を付けつつも
これからもその時その時の最適解を探していきたいです。
コメント