(無題)

今日から父親が海外出張に出掛けるという事で、
自動車を借りて羽田空港まで送りに行きました。
東大島で自動車を借り、
船堀橋入口から首都高中央環状線に乗り、
葛西JCTで首都高湾岸線に移り、
辰巳JCT、東雲JCT、有明JCT、大井JCT、東海JCTを抜けて
空港中央出口で下道へ。
JCT多過ぎィ!
出口よりJCTの方が多くないか、これ。
今回はずっと直進していれば良かったので楽勝でしたが。
直進じゃないのが混ざったら遭難する気しかしないな…
そんなこんなでどうにか
父親を羽田空港へ送り届ける事に成功しました。

時刻は9時前。
自動車の返却期限は17時。
まだまだ時間はたっぷりあります。
しかも、今日は梅雨の間の久々の晴れ間。
そして、貴重な関東でのドライブ機会。
これはもう行くしかないでしょう!
羽田中央入口から再び首都高湾岸線に乗り、
川崎浮島JCTで東京湾アクアラインへ。


海ほたるPA。
ここはどうやっても
自動車でしか来られませんからね…
自動車も通行料金が馬鹿高いので滅多に来られませんが。
普通車で3,090円はアホとしか思えない。
と思ったら、ETC割引で800円になりました。
一瞬バグったかと思った。
74%オフって逆に心配になってくるな…
休日ドライブを楽しむ人達で賑わっています。
東京湾のど真ん中なので遮る物が何も無く、
眺めがとても良いです。


川崎の工業地帯が見えました。
火を噴いてる!
そう言えば、本渓にも炎を上げる工場があったけど、
火事とかじゃなくてそういう仕様だったのかな?


トイレも眺めが良いです。
ちょっと落ち着かない気もする。


ゴジラの足跡がありました。
今度公開される新作のゴジラの足跡だそうです。


こちらはアクアラインを掘るのに使われた
当時世界最大のシールドマシン(掘削機)。
外径14.14mです。
デカい。
でも、これだと円形にしか掘り抜けない気がするけど、
どうやって横長の形にしたのかな?


ここは羽田国際空港からの
飛行経路の下という事もあり、
頭上を引っ切り無しに飛行機が飛んでいきます。
国内線中心の羽田なので
その殆どは全日空か日航ですが。
海ほたるを楽しんだら房総へと渡ります。
海ほたるは最終目的地ではありません。
木更津JCTで館山自動車道に移り、
富津竹岡ICを過ぎて富津館山道路に入り、
富津金谷ICで下道へ。
細い山道を通って房総半島内陸部へと向かいます。
房総半島って結構山深いな…
標高的には全然高くないんだけど。


やって来たのは大山千枚田です。
千枚田を名乗るものとしては関東唯一の棚田。
房総半島のど真ん中にあるので
公共交通機関でのアクセスが非常に難しく、
自動車が使えるこの機会に来てみました。
流石に丸山千枚田ほどではありませんが、
それでもかなりの規模です。
千葉県にこんな場所があったのか…


小学生が来ていました。
ヤゴでも取りに来たのかな?
他にも、ツアーバスが来ていたり、
成田に近いという事もあってか
外国人観光客も居ました。
マイナー観光地かと思いきや
意外に有名なんだな…
久し振りの田んぼに癒されたら
昼食を食べるべく海へと向かいます。


内房線に乗っていた時は分かりませんでしたが、
結構険しい海岸線です。
車通りも多め。
半島の根元にある都市からの日帰り観光客が多いというのは
結構知多半島南部と似ているかも。
雰囲気も結構似ている気がする。
故郷を思い起こさせるこの雰囲気が
僕を房総半島へと駆り立てるのでしょうか。
知多半島の方が起伏が少なく、幾分都会ですが。


房総と言ったらやっぱり海鮮!
昼食は島寿司やアジのなめろう等を頂きました。


お店の脇にはやけに傾いた階段が。
海岸に出られるらしいので降りてみます。


褶曲してますねー。
房総半島と三浦半島は典型的な褶曲地形で、
東京からのアクセスの良さも相俟って
地球惑星環境学科が良く実習に来ているそうです。


一緒について来ていた母親が
日本橋で用事があるとの事なのでそろそろ東京に戻ります。
富津金谷ICから富津館山道路に入り、
往路の逆順で東京へ。
ちなみに、館山自動車道はこんな感じです。
知多半島道路でももう少し都会(?)なんだよな…


イノシシ注意の標識。
イノシシが出るのか…


タヌキ版もあります。
色々出るんですね。


君津PAで一休み。
小さな小さなPAですが、
地元産の野菜とかが売っていたので
ジャムとトウモロコシを買いました。

この先は木更津JCTでアクアライン連絡道に入り、
川崎浮島JCTで首都高湾岸線に移り、
大井JCTで首都高1号羽田線に…
ぬぉっ、通行止め!?
何か変なトンネルに入ってしまった!
通行止めの道を指定してくるカーナビの屑。
出ようにも出口が全然無い…
このトンネルは一体何処に繋がっているんだ…?
10kmくらい走って漸く現れた初台南出口で外へ。
初台って新宿じゃないか!
エラいところまで飛ばされたな…
どうやら、去年開通したばかりの
首都高中央環状線山手トンネルに入っていたようです。
首都高は迷宮だという言葉の意味が良く分かった…
結局、初台からは下道で日本橋へ向かいました。

さて、日本橋で母親を降ろしたけど、
まだ返却期限までは2時間くらいあるな…
もう1ヶ所くらい何処か行けるかな?
と、地図と睨めっこし、
最初に目を引かれた名前の場所に行ってみます。
何があるのかは謎です。
東京都道50号線で東へ。


やって来たのは千葉県市川市にある行徳近郊緑地、
通称「野鳥の楽園」です。
市街地のど真ん中にこの名前を見付けて
気になったので来てみました。


中はこんな感じ。
周りは殆ど埋め立てられている中、
ここは湿地帯が残されています。
野鳥保護の為か、湿地帯の中には入れず
周囲の遊歩道から見る事になります。
土日は観察会で中に入れるそうですが。
隣には宮内庁新浜鴨場があったり。
こんな場所で宮内庁がカモを育てているのか…
但し、そちらは木々に囲まれていて
中を見る事は出来ませんが。
ん?観察舎って建物があるらしいな。
双眼鏡とか置いてあったりするのかな?


無期限休館中…?
耐震性に問題が見付かったって?
じゃあ耐震補強工事をするのかな?


と思ったら、市川市も千葉県も
工事の費用を出し渋っているらしく、
観察舎は廃止の危機に立たされているそうです。
パブリックコメントを募集していました。
20年前の日本は1兆円以上を費やして
東京湾アクアラインとか造っていたのに、
今はこんな小さな建物一つ建て直せないのか…
いや、今も新国立競技場とか造ってるか。


仕方無いので遊歩道から
望遠レンズで野鳥を観察します。
鳥の名前とかは全然分かりませんが。


観察舎は閉館中でしたが、
野鳥の病院という施設は開いて(?)いました。


見た目は動物園みたいですが、
傷付いた野鳥を保護する施設のようです。
片翼を失っていたり、
痛々しい姿の鳥達が休んでいます。
この野鳥の病院も閉鎖されてしまうのかな…
そんな事を思いつつ、
返却時間がやって来たので東大島に戻りました。
中々楽しいドライブだった。


帰りは電車賃の節約も兼ねて
旧中川沿いに歩いて東武鉄道の駅を目指します。


河川敷にアジサイが咲き誇っていました。
梅雨だな…


アジサイと総武本線と東京スカイツリー。
良い梅雨の晴れ間でした。

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