南米旅行第2日目。
São Paulo(サンパウロ)を観光し、
ボリビアへと向かいます。
7:00、起床。
ホテルで朝食を済ませます。
今日は昼過ぎにはSão Pauloを発つので
治安が悪いというSão Pauloの街を出歩かずに
ホテルで大人しくしているという選択肢も
無くは無いのですが、
折角ならSão Pauloも観光したい!
そんな訳で、最低限の貴重品を持って
São Pauloの街に繰り出します。
バスはどれに乗れば良いかが分からず、
タクシーはポルトガル語が分からないので
徒歩で中心街へと向かいます。
ちょこちょこ雰囲気の悪い路地はありますが、
大通りを歩いていれば
基本的にはそんなに怖くありません。
バス停に居たお婆さんに道を訊いたら
その隣に居たお兄さんも一緒になって
道を教えてくれたりして、
何だか皆親切な印象です。
街中に足腰を鍛えるトレーニング用具が。
流石はサッカー大国ブラジル?
熱帯な街路樹。
ガジュマルみたいな樹が良くあります。
おー、トロリーバスだ。
São Pauloでは市電が無い代わりに
トロリーバスが活躍しているんですね。
三連結のバス。
バスは引っ切り無しに走っています。
一応地下鉄もあるのですが、
バスの方が良く使われているようですね。
São Pauloの目抜き通り、Paulista通り
(パウリスタ通り)に到着。
賑わっています。
道路の真ん中に自転車専用レーンがあったり。
何故端では無く真ん中なのかな?
Museu de Arte de São Paulo
(サンパウロ美術館)から見た街並み。
成長著しいブラジルだけあって
ビルがにょきにょき生えています。
美術館の前の公園には
セーラームーンみたいな格好をした
謎のおじさんが居ました。
マイクを持っているけど、
ブラジルのテレビ番組か何かなのだろうか…
蒸し暑くて喉が渇いたので
スターバックス横の喫茶店で一休み。
飛行機の中でお姉さんがオススメしていた
Guarana(ガラナ)を注文。
ベリー系の爽やかな酸味の利いた微炭酸飲料で
蒸し暑いブラジルにぴったりです。
北海道で売っているガラナと同じものなのかな?
時間が迫っていたので帰りはバスを使う事に。
669A-10番バスに乗車。
次のバス停が何という名前か
一切アナウンスが無い為、
何処で降りれば良いのかと戸惑っていたら、
周りに居たおばちゃんやお姉さんが
乗務員のおじさんに話を付けてくれました。
São Pauloの人、物凄く優しいです。
日本で散々治安が悪いと言われ続けていたので
どんな凶悪都市なのかと身構えていましたが、
出会った人は皆良い人ばかりでした。
勿論、運が良かったというのも大きいでしょうが。
ホテルでタクシーを呼んでもらい、
空港へと向かいます。
途中渋滞に巻き込まれてちょっと焦りましたが、
高速道路(?)を130km/hで飛ばして
何とか飛行機の時間に間に合いました。
(写真は多分São Paulo駅。)
空港で昼食。
本当はお姉さんがオススメしていた
Feijoada(フェイジョアーダ)を食べたかったのですが、
見付からなかったのでハンバーガー。
凄いボリュームです。
ブラジルはお肉が美味しい。
昼食を食べていたら
時間ギリギリになってしまいましたが、
14:15発OB739便に搭乗。
Boliviana de Aviación(ボリビアーナ航空)です。
何故かスペイン語やポルトガル語では無く
ドイツ語と英語が併記されているのですが、
ドイツの中古機を購入したのでしょうか?
さらば、ブラジル…!
Boliviana de Aviaciónの機内食。
真ん中にあるのはピーナッツバターかと思いきや
キャラメルプリンでした。
(以降、ボリビア時間 UTC-4.0h)
15:58、Viru Viru国際空港(ビルビル国際空港)に到着。
入国手続きもスムーズに終了し、
無事ボリビア多民族国に入国。
ボリビア第二の都市、Santa Cruz(サンタクルス)です。
それにしては地方空港みたいな大きさですが。
360°openの店が270°しかオープンしていないように見える。
18:05発OB677便に乗り継ぎ。
日本人のツアー客が乗っていました。
たった1時間の国内線ですが
ちゃんと機内食が出ました。
箱の中身は小さなパン二つ。
飲み物でコーヒーを頼んでみたら
これが驚くべき甘さでした。
機内でこれだけ甘く感じるって
どれだけ砂糖が入っているのだろう…
山肌近っ!
São Pauloの気温は30℃以上あったのに
雪が残っています。
流石は南米の屋根アンデス山脈。
標高が高いです。
18:53、El Alto国際空港(エルアルト国際空港)に到着。
ボリビアの首都、La Paz(ラパス)の玄関口です。
驚くなかれ、その標高は何と4,061m。
世界一高所にある国際空港なのです。
酸素ボンベが常備されているとか。
一瞬で分かる空気の薄さ。
手を動かしても空気抵抗が感じられません。
さあ、ここからが今回の旅行最大の山場。
ここから2時間足らずで
市中にあるバスターミナルから出発する
Uyuni(ウユニ)行きのバスに乗らねばなりません。
飛行機が早着してくれたので少し余裕はありますが、
バスターミナルの位置も良く分からないので
急がねばなりません。
背に腹は代えられないからここはタクシーか?
と思ってインフォメーションで訊いてみたら、
お金の無さそうな風貌をしていたからか
ミニバスを薦められたので
ミニバスで市街へ向かう事に。
212番バスに乗車。
車内は現地の人で満員です。
使っている座席の数×Bs.4で運賃が決まるらしく、
僕等は4人ですが荷物が多くて5席使っていたので
運賃はBs.16では無くBs.20だ
…という事を乗務員の人がスペイン語で熱心に説明してくれ、
良く聞き取れずに困惑していたら
隣のおじさんが英語に訳して説明してくれました。
ボリビアの人も親切ですね。
物凄い急坂を下っていきます。
La Pazは同じ市内で700mもの高低差があり、
空港はその中でも最も高い地区にあるので、
ミニバスは凄い速度で坂を下ります。
坂に建てられた民家の灯りがとても綺麗。
揺れが酷いので写真には収められませんが。
20分程でバスターミナルに到着。
乗るバス会社を探します。
どうやら、バスターミナル内では無く
表のUruguay通り(ウルグアイ通り)にあるとの事。
別のバス会社の人に訊いたりして辿り着きました。
割と普通に間に合いました。
時刻表上の2時間で飛行機からバスに乗り継ぐなんて
絶対に無理だと思っていたけど、
南米の交通機関って案外時間に正確なんだな。
そして、Uyuni行きバス乗客の驚愕の日本人率。
待合室では日本語が公用語になっています。
ウユニ塩湖が人気なのは日本くらいらしいしな…
21:00発Todo turismo bus Uyuni行きに乗客。
飛行機のビジネスクラス並に座席が倒せます。
乗った事ありませんが。
流石はバス大国南米。
ただ、道はかなりの悪路らしいので頑張って寝ます。
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