(無題)

物理学実験Ⅱ、パルス技術第3日目。
今日は宇宙線のエネルギー損失及びフラックスの解析と
μ粒子の寿命測定の為の回路作りです。
まずは回路作り。
同時計数を応用した回路で、
分厚い検出器を薄い検出器で挟み、
上側の薄い検出器で検出されたが
下側の薄い検出器では検出されなかった、
即ち、厚い検出器で止められたμ粒子のみを拾い出して
信号を記録するというものです。
これがもう一昨日の2倍くらい凄まじい配線で
見た目は完全に茹で過ぎたスパゲティです。
実験は2人1組でやっているのですが、
2人でやると却って混乱しそうだったので
回路作成は相方のMSに任せて
僕は一昨日から今日にかけて測定した
宇宙線のデータの解析を行っていました。
エレⅢと呼ばれるだけあって
解析にはプログラムを使います。
勿論、コードは自分で書きます。
曲がりなりにも計算機班班長なんだから
これくらいは余裕だぜ!
…と思ったら、プログラム以前の問題が発覚しました。
エネルギー校正直線が間違っていたなんて…
しかし、ここから引き直す余裕は無かったので
そこの訂正は明日行う事にして
今日は18:30に終了しました。

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