(無題)

ここのところ天気はぐずついてばかり。
遂に致命的な実害が出始めました。
洗濯物が乾かなくてパジャマとタオルが枯渇した…
夏ならエアコンのドライ機能、
冬ならオイルヒーターで乾燥させる事も出来ますが、
20℃というどっちつかずでどちらも使えない室温。
今週は実験がある週だから
早く帰ってコインランドリーに行く事も出来ないし…

物理学実験Ⅱ、分光測定第3回目。
低温下でのGaAsの透過率の測定です。
前評判に拠ると最も延びるという実験。
液体窒素でGaAsを冷やしつつ透過率を測定し、
エネルギーギャップの温度依存性と
励起子のスペクトルを見ます。
光学系のアラインメントは昨日のものを流用するのに
何故時間が掛かるのかというと、
まず装置(クライオスタット)の冷却に時間が掛かる、
ヒーターで温度を安定させるのに時間が掛かる、
依存性を知る為に多くの測定が必要、
データが上手く取れない事も多い、
そもそも1回1回の測定にも時間が掛かる、と
正に時間を潰す為にあるような実験です。
しかし、前の組は19時半まで掛かったというところを
18:32に終了しました。
実験の手際が良かったのか、妥協が早かったのか。

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