(無題)

物理学実験Ⅱ、レーザー第2回目。
今日はHe-Neレーザーを使った
マイケルソン干渉計の実験をしました。
半透鏡でレーザーを二手に分け、
それらを再度合流させて干渉させるというもの。
一方は圧電素子といって、
電圧をかけると伸び縮みする金属で反射させるので
電圧を変化させると干渉も変化する様子が観測されます。
レーザーの波長は632.8nmである事より、
光路差が316.9nm変化する毎に干渉の明暗が変わる、
即ち、圧電素子が158.5nm変化すると明暗が変わる訳で
それはもういとも簡単に擾乱されてしまうのです。
装置の傍を歩くなど以ての外、
静かに喋っているだけでも干渉が乱される、
というか、ただ無言で座っているだけでも
室内の空気の対流の所為なのか何なのか
勝手に干渉が乱されてしまいます。
こんなの無理ゲーじゃん…
というのは向こうも重々承知しているのか、
今日の実験の大半は「~を確認せよ」というものでした。
マイケルソンとモーリーの実験って
レーザーもまだ無い128年も前の実験なんだけど、
その時代にこんな実験が出来たのか…
実験にしても、理論にしても、
理物の学部生の授業は1世紀前に追い付くのがやっとです。
実験が終わったのは15:45でした。

実験後は理物のKTと共に生協第二食堂へ向かい、
ラフマニノフのヴォカリーズOp.34-14を
ヴァイオリンとピアノで合わせたりしました。
2人とも初見なのでぐだぐだでしたが。
言い出しっぺの僕の方が遥かにぐだぐだだった…
ピアノの会に所属していると言うと、
ピアノが物凄く上手いと幻想を抱かれてしまうけど
実際に弾くと期待を裏切ってしまうから辛い。
P会だってピンキリなんです…
でも、久々の合奏は楽しかったです。
P会の演奏会でやってみたいな。

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