(無題)

中国旅行第9日目。
今日は蘭州観光(?)です。


6:30、起床。
丁度黄河っぽい川を渡っているところでした。
餐車(食堂車)で朝食を食べようかと思ったのですが、
朝は営業していないとの事でした。
えー。


これまでで北京以外の最も大きな街に入ってきました。
腐っても甘粛省の省都。


7:26、蘭州駅に到着。
かなりの早着です。


大混雑の朝の蘭州。
本来、蘭州は降りて観光する予定では無かったのですが、
北京行きの列車の切符が取れなかった為に
ここで半日時間が出来てしまいました。
と言っても、観光するぞー!
という程の元気は残っていませんが。


蘭州駅前バスターミナル。
バスが歩行者完全無視で突っ込んできて危ない。
朝ラッシュのバスに乗って市街中心部へ。


ビルの谷間に居た屋台で朝食。
色々な野菜炒めを小麦の餅に挟んだもので3.5元。
ちょっと辛いけど美味しい。
人民の食べ物ですね。

朝食を終えたら荷物預け場を求めて散策。
高級そうなホテルは追い返され、
蘭州市博物院は改装閉館中。
重い荷物を持って歩いて疲れてきたので
近くにあったお店に入って休む事に。


蘭州でまさかの哈根達斯。
日本からは撤退してしまったハーゲンダッツのお店です。
実は呼和浩特にもありました。
中国ではハーゲンダッツが人気なのかな?
僕等以外誰も居なかったけど。


198元のアラカルト。
今朝の朝食の約60倍の値段か…
これで暫く休みました。


再び街へ。
取り敢えず、バスターミナルに向かってみたら
1個10元で荷物が預けられました。
身軽になって蘭州市街を巡ります。
本屋で中国の路線図を買ったりしてから北の方へ。


甘粛省人民政府。
銃を持った守衛が立っていました。
無表情で無愛想だったけど、道は教えてくれました。


黄河。
蘭州は黄河の要衝として栄えた街です。
10cm先も良く見えないくらい濁っています。


暇なので遊覧船に乗る事に。
東大学生証が通用して1人30元でした。
やはり自然地形系だから通用したのかな?


川を遡上します。


川岸には個性的な建物が建ち並びます。
本当に寺院なのか、そういう意匠のホテルとかなのか。


中山橋。
清の時代に架けられたという鉄橋です。
清の時代に鉄橋を架ける技術があったのか…
人が大勢集まっているけど、そんなに有名なのかな?


蘭州水上清真寺(モスク)。
蘭州もムスリムが多いです。
というか、街中を歩いた感じでは敦煌よりも多いです。


筏で川下りしている人が居ました。
正直、この黄河を筏で下りたいとは一切思わないな…
この辺りで折り返してこの船も川を下り始めました。


あれ?中山橋の欄干に人が居る!?
自殺志願者?
レスキュー隊が救助に向かっています。
それで人が集まっていたのか。
って、良く見たら上の写真にも写ってるな。


船を降りてから中山橋に来てみました。
まだレスキュー隊と押し問答しているようですね。
何を話しているのだろう…
おっちゃんに構っている暇は無いので先に進みます。


ポテトチップスの露店。
ハラールっぽいです。
これがまた美味しい。
カロリーはヤバそうですが。


蘭州の歩行者天国。
ここは小綺麗な感じですが…


1本入った道はこんな感じになります。
夜には絶対歩きたくない。
この通りにあったお店で昼食に
蘭州名物牛肉面(牛肉麺)を食べました。

そこそこ時間が推していたので
食べ終わったらすぐにバスでバスターミナルへ。
そのバスの運転手のおばちゃんの運転が荒いの何の。
乗客が乗り切らない内から発車するわ、
隣の車にガリガリ擦りながら進むわ、
携帯電話で運転中に電話するわ、
(電話の内容は「洗濯物干しときなさいよ!」)
どうやって免許を取れたのか不思議でならない。


東方紅広場。
東方紅魔郷では無い。
ここを基点にしてLRTが建設されているようです。
空港までの高速鉄道も来月に開業するとか。
もう少し早く開業してくれれば…
今はバス以外に足が無いのでバスで向かいます。


蘭州中川国際空港に到着。
1時間掛かりました。
成田空港並みに遠かったです。


19:10発HU7232便に搭乗。
初の海南航空。


さらば、砂の大地よ!

21:05、北京首都国際空港に到着。
速い(確信)
1週間もかけて移動した距離を2時間で…
こういう旅行をすると飛行機の有難味が分かります。
風情はありませんが。
さて、僕は残金が22元(約440円)しか無いのと
明日乗る便がそこそこ早いので、
ターミナル1のバス停で北京市街に向かう皆とお別れ。
本当にお世話になりました。
僕はシャトルバスでターミナル3へと向かい、
北京首都国際空港での2泊目を過ごします。
後は日本に帰るのみ!

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