(無題)

小笠原旅行第6日目。
名残惜しいですが、遂に小笠原を後にします。

6:30、起床。
船の出航までまだ少し時間があるので
朝食を済ませてから集落に出ます。


母島観光協会。
ここで申し込みをすると
集落すぐ傍の鍾乳洞を見学する事が出来ます。


鍾乳洞までは歩いて3分とかからない距離ですが、
観光協会でお勧めされたルートで行ってみます。
その鍾乳洞の上にある神社へ。


月ヶ岡神社。
母島を守る神々が祀られているのでしょうか。
拝んでおきました。


その祠の脇に遊歩道の入口があります。


遊歩道…?
昨日の南崎遊歩道以上のジャングルです。


大きなガジュマルの樹。
御神木でしょうか?


ちょっと歩くと清見ヶ岡鍾乳洞の入口に出て来ました。
観光協会で借りたヘルメットを被り、いざ入洞します。


清見ヶ岡鍾乳洞内部。
ガジュマルの根が突き出しています。
植物の根っこって石灰岩を突き破るのか…


鍾乳洞と言ってもかなり狭いので、
ものの5分もあれば見終えてしまいます。
船の出航まではまだまだ時間があるな…
折角こんなに晴れているのだから、
港でただ待っているのは何だか勿体無い…


という訳で、最後の山登り。
集落裏手の小剣先山に登ります。


暫く歩くと岩場になりました。
楽しいです。


10分ちょっとで頂上に到着。


いやー、綺麗だな…
この母島とももうお別れなのか…
…そろそろ沖港に行くか。


沖港に来てみたら、人集りが出来ていました。
どうやら、小中学校の先生のお見送りのようです。
確かに、良く良く考えてみると、
今日のおがさわら丸は3月の東京行き最終便。
丁度年度の区切り目の送り出しの船に乗る訳です。


10:30発ははじま丸父島二見港行きに乗船。


大勢の人が見送りに来ています。
全島民の半分くらいだとか。


子供達が走って追いかけてきます。
しかも、最後には海に飛び込み。


漁船も船に並走して見送っています。
まるでドラマのワンシーンのようです。


さらば、母島…!


12:40、父島二見港に到着。


父島ってこんなに都会だったっけ…
母島を見た後だと凄く栄えているように見えます。
さて、のんびりしている暇はありません。
おがさわら丸の搭乗手続きを済ませ、
港前で昼食用の島寿司弁当を買い、
明日の朝食用の弁当もスーパーで買い、
再び二見港へ。


あっ、これは共勝丸!
嘗ては旅客輸送も扱っていたという貨客船です。
旅客定員は8人。
おがさわら丸より安いですが、
不定期運航で40時間以上かかる上に揺れるので
かなりの上級者向きだったとか。


そして、ここでもやはり壮行会が開かれています。


14:00発おがさわら丸東京竹芝港行きに乗船。


凄い人数の見送りです。
流石は母島の5倍近い人口を有する父島。
太鼓の演奏もしていました。
自分に対する見送りでは無いのだけど、
胸に込み上げてくるものがあるな…


遂に出航。
二見港は沖港ほど緩くないので、
走って追いかけてくる事は出来ません。


それでも、突堤で待っていた子が飛び込んでいます。


漁船からも飛び込んでいます。
見送りの際に海に飛び込むのが小笠原流?


小笠原を後にします。
行ってきます!

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