西沢渓谷

今日はバイト無し。
元成岩中水泳部の友人FKが
一緒に何処か行かないかと誘ってきたので、
ハイキングに出掛ける事にしました。

5:15、起床。
久々の5時台起床で眠い…
仙川駅から6:14発京王線各停京王八王子行きに乗車。
調布駅で6:33発京王線各停高尾山口行きに乗り換え。


高尾駅で7:26発JR中央本線普通小淵沢行きに乗り換え。
この車内でFKと合流しました。


9:06、山梨市駅に到着。


ここでバスに乗り換えます。
9:12発山梨市営バス西沢渓谷入口行きに乗り換え。


半分ほど雲に隠れてしまっていますが、
向こうに見える山は富士山だそうです。
運転手さんが解説してくれました。
大沢バス停にて。


10:10、西沢渓谷入口バス停に到着。
今回の目的地はこの西沢渓谷です。
5時台に起きて既に小腹が空いていたので、
まずはバス停脇にあったドライブインで
よもぎ餅を買って食べました。
うーん、よもぎの香りと程良い甘さの餡がベストマッチ。


では、西沢渓谷へと足を踏み入れます。


紅葉!?
もう葉が色付き始めている…
この辺りは気温が低いのでしょうか?


涼しげな笛吹川。
実際に川の水に触れてみると、
涼しいというか、かなり冷たいです。
もう秋が迫っているのでしょうか…


二俣吊橋を渡ります。
かなり高いです。


この橋を過ぎるといよいよ西沢渓谷の中心部です。
本格的な上りが始まります。


大久保の滝。
渓谷だけあって滝は多いです。


滝見台から見た三重ノ滝。


青池並とまではいきませんが、
素晴らしく澄んだ青色です。
立て看板によると、川床の花崗岩が関係しているとの事。
あー、こんなところで泳げたらなあ…!


人工的に架け渡されたと思われる倒木が
ところどころに見受けられるけど、
これは一体何なのだろう?
道が整備される以前はこのルートを使っていた…?
こういうところで沢登りしたら気持ち良さそうだな…


現在の道も川すれすれを行きますが。
雨が降ったら中々怖いですね。


人面洞。
どの辺りが人面なのだろう…
言われてみれば、横顔が見えるような…?


鎖場(?)を行く。
ここ鎖要るのかな?


竜神の滝。
やはり綺麗です。


ただ、滝が多くある所為で
渓谷を忠実に沿う事は出来ないので、
川から離れて高度を稼ぐ事も屡々あります。
沢登りだと滝を登るんだよな…
正気の沙汰じゃないよな…


貞泉の滝。
貞泉ってどういう意味なのかな?


近くから見た貞泉の滝。
天然のウォータースライダーですね。
実際に滑ったら頭をぶつけてエラい目に遭いそうですが。


母胎渕(欧穴)。
あの穴に入ったら母胎の様な安心感が得られそう。
こういう穴ってどう出来るのかな?
見たところ、穴を穿つような水流は無さそうだけど。


写真撮影に勤しむFK。
山は金華山以来なんだそうです。
もっとアウトドアに生きようぜ!


カエル岩。
うおっ、これはリアル!
一瞬、彫刻が置いてあるのかと思いました。
しかし、逆から見ると全くカエルには見えないので
本当に自然に出来た岩のようです。
昔々、この川で暴れ回っていた大きなカエルに山の神が怒り、
罰としてカエルを岩の姿に変えてしまった…
とか何とか、童話が何本か書けそうですね。


そしてこちらが西沢渓谷の代名詞、七ツ釜五段の滝。
圧巻だ…
道も何も無い時代にこの滝を発見した先人に感謝。


七ツ釜五段の滝その2。
逆層になっている地形上を水が流れると、
このように段状の滝(段瀑)が形成されるそうです。
爽やかだなあ…


川辺に出てきました。
登山客がお昼休みをとっています。
この道は行き止まり…


という表示があったのですが、
僕とFKは大学生なのでもう少し先まで進みます。


が、雲行きが怪しくなってきたのでここでストップ。
沢で雨に降られるのは洒落になりません。


岩に腰を下ろし、足を川に浸けて休憩。
ああああ冷たい!
10℃を下回っているんじゃないか!?
さっきは泳ぎたいとか言っていましたが、
前言撤回します。
無理です。心臓発作起こして死にます。


ちなみに、折り返し点で見えていたこの滝は
不動の滝という名前だそうです。
ここから川を離れ、九十九折の坂を登ります。


さあ、これは何でしょう?
そう!廃線跡ですね。
嘗て、ここ西沢渓谷には木材を塩山駅まで運び出す為に
三塩森林軌道なる森林鉄道が敷設されていたのです。
勿論、西沢渓谷を選んだ一因はこれ、
というか、西沢渓谷の存在を知ったきっかけがこれです。
昔はこんなところにも鉄道があったんだな…


嘗てトロッコが走っていただけあって
勾配や曲率が緩く非常に歩き易い道です。


小和田駅の側で見たのと全く同じ型の吊り橋。
山深い場所だと一般的なタイプなのでしょうか?


線路が飛び出しています。
ん?何だか立て看板があるな…


「『ひこいっちゃんころばし』
運材夫をしていた彦一さんが、
操作ミスで馬と一緒に沢に転落した。」
親しみ易い名前を付けているけど、
結局はただの事故現場じゃないか…
この他、猪虎狸さんが転落した
「いこりころばし」もありました。
森林鉄道は命懸けだな…


往路は川の眺めが素晴らしかったですが、
三塩森林軌道跡は山の眺めが素晴らしいです。
彦一さんと猪虎狸さんは
この景色に見惚れて転落したのかな?


にしざわけいこくたのしいな


嘗て使われていたトロッコ。
これは転落しますわ。


西沢渓谷山の神。
この幟に書かれている大嶽山那賀都神社は
もう少し離れた場所にあるみたいですが。


子酉橋を渡って俗世へ。
この後は近くの道の駅で遅い昼食をとりました。

道の駅みとみバス停から
15:11発山梨市営バス山梨厚生病院行きに乗車し、
山梨市駅で16:15発JR中央本線普通高尾行きに乗り換え、
高尾駅で17:54発京王高尾線準特急新宿行きに乗り換え、
調布駅で18:32発京王線区間急行本八幡行きに乗り換え、
つつじヶ丘駅で18:37発京王線各停新宿行きに乗り換え、
18:39、仙川駅に到着しました。

久々の山歩きでしたが、山は爽やかで
海とはまた違った良さがありますね。
あー、あんなに綺麗な川を見てしまうと
川遊びがしたくなってくるな…

コメント