(無題)

今日はピアノの会の会室で
修士1年にして新入生の理学部物理学科出身の方と
偶々お会いしたので、
折角なので理物の闇について伺いました。
てっきり、授業の厳しさとかを言うのかと思いきや、
曰く、理物(というか理学部全体)最大の闇は
「才能の無い人間に対して才能が無いと告げない為、
皆が皆何と無く博士まで進み、
そのまま何と無く研究職を目指す構図が出来てしまっている事」
なんだそうです。
「才能のある人間にとっては
東大理学部の教授職は正に楽園。
しかし、そのレベルの才能を持ち合わせているのは
日本に数人居るかどうかという程度だろう。
凡人が大挙してアカポスに押し寄せたところで
無駄な席取り合戦に人生を費やすだけだ。
そうであるから、才能の追い付かない人間は
一般職に就職した方が遥かに本人や日本の為になる。」
素粒子論や宇宙論は特に顕著だそうですね。
耳が痛い…
自分に才能があるのか否か…
今までの感触から率直に言ってしまうと、
自分にはブレークスルーを起こすような才能は
無いと思っています。
とするならば、研究職以外の道を真剣に検討すべきなのかな…
「才能が認められた教授にもなると
自由観光付きで講演や学会に招待されたりもするよ。」
!?
安直にも観光付きというところに惹かれた屑。
旅行社にでも勤めた方が良いんかな…
まあ、物理学科以外に興味のある学科は一切無いから、
まずは学部で物理学に専念してみてからでも遅くないか。

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