ネコブ山 第2日目

ネコブ山藪漕ぎトレーニング合宿第2日目。
果たして、魔のネコブ山は討てるのか…!?

3:00、起床。
足が冷たくて2:30くらいに起きてしまった…
別に冷え症とかではないのですが。
まぁ、雪渓の上にテントを張ったので仕方ありませんね。


4:00に出発。
朝焼け。


雪渓の上でご来光。
写真には撮れませんでしたが、
昨日よりも更にアドベンチャラスな道、
いや、雪渓と藪でした。
やはり一歩踏み外すと真っ逆さま。
しかも、雪だから非常に滑り易い。
藪も、崖のようなところを這い上ったりしました。
写真なんて撮っている場合ではありません。


辿り着いた最後の雪渓。
それは正に僕等の為のビクトリーロード。


ここを登れば…

6:45

着いたー!
ネコブ山(標高1,794m)山頂です!
先輩方が何度も敗退してきたネコブ山…
喜びも一入です。


記念撮影。
が、喜んでばかりもいられません。
上った以上、下りなければならないのです。


行きでは撮れなかった藪漕ぎの写真。
これはかなり楽な場所です。
きつい場所で撮ると藪で何も見えません。


雪渓とか。
良く崩れ落ちなかったな…


十字峡が見えてきました。


例のクライミング区間。
下りは一層怖い。
そして、魔の階段を下れば…

12:54

十字峡に帰ってきました!
震えが止まりません。
両脚の。
本当に長くて辛い山行でした。


そして、こちらが最後のオチでした。

さて、帰りも行きと同じく車…なのですが、
車の定員の都合上、2人は列車で帰らねばなりません。
その分の交通費は皆で折半。
これをチャンスと言わずして何と言う。
という訳で、真っ先に名乗りを上げました。


六日町駅。
北越急行も通っている大きな駅です。
佐用駅みたいな感じ?


14:42発、上越線普通水上行きに乗車。
これを逃すと帰宅は23時になります。
雪渓でスピードアップして良かったな…


豪雪地帯だからなのか、変な枕木です。


初の上越線。
いやー、良いですねー。


上越国際スキー場前駅。
テープを貼って修正してありますが、元は臨時駅でした。
やけに赤茶けたホームです。
何故格上げしたのだろう…


そうかと思えば、人知れず消される存在も。
只見線田子倉駅…
一度行ってみたかったな…


気を取り直して上越線。
中々山深いところを進みます。
岩原スキー場前駅にて。


土樽駅を過ぎると、下り線が離れ始めます。
そして、長い長いトンネルに入ります。


トンネルを抜けるとそこは…


山国でした。
実は、小説「雪国」の冒頭の有名な一説、
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」は
この清水トンネルの事を指しているとか。
この土合駅はとても面白い駅で、
下りのホームは地下70mの新清水トンネル内にあり、
日本一のモグラ駅と呼ばれています。
うーん、見たかったな…


遥か下に見えるのが下り線。
ループ線+長大トンネル。
上越国境を越える事が如何に大変だったか。
その苦労が窺い知れます。


水上駅で上越線普通高崎行きに乗り換え。
湘南色の115系です。


渋川駅に停車していた蒸気機関車。
最近はあちこちにSLが走っているな…

その後、高崎駅で高崎線普通上野行きに乗り換え、
赤羽駅で赤羽線(埼京線)普通新宿行きに乗り換え、
新宿駅で京王線各停高尾山口行きに乗り換え、
19:27に仙川駅に到着。
という事で、今回の山行は終了しました。
本当に辛かったです。
幾度と無く命の危険を感じました。
…一番楽しかったのが帰りの上越線だとは
先輩には口が裂けても言え(ry

コメント

  1. kuni より:

    ループやーーーーー!
    ワンゲルって思ってたより大変なんだな…
    いわんや登山部をや。