(無題)

今日は武豊のゆめたろうプラザに
ヘンリ・シーグフリードソンの
ピアノコンサートを聴きに行きました。
何故武豊に来たのだろう…
こちらとしては都合が良いけど。
オールリストプログラムという事で、
もう開演前からwktkでした。

1曲目は「システィーナ礼拝堂の想い出 S.461」。
モーツァルトの曲のトランスクリプション。
流石はリストの曲…
オクターブ和音の嵐、トレモロ、アルペジオ…
よくあんなスピードで弾けるな。

2~4曲目は「詩的で宗教的な調べ S.173」の第3、7、10曲。
第7曲「葬送」良いですねー。
低音が鐘って感じです。
そして、休憩を挟んで…

5曲目は「ハンガリー狂詩曲 S.244-12」。
ハンガリー狂詩曲!
怒涛の勢いですねー!
出来れば2番が聴きたかった気がしないでも無いですが。

6曲目は「超絶技巧練習曲 S.139-4 『マゼッパ』」
マゼッパキタ━(゚∀゚)━!!!
生演奏のマゼッパ!生マゼッパ!略してナマッパ!
はええええええ!
何だこの超スピード…
シフラやベレゾフスキーをも彷彿とさせる。
いや、下手したらそれよりも早いんじゃないか?

7曲目は「超絶技巧練習曲 S.139-5 『鬼火』」
この鬼畜曲を生で聴けようとは…
この曲は大人しめな感じで弾かれる事が殆どだけど、
この人はかなり激しめに弾くな。

8曲目は「超絶技巧練習曲 S.139-8 『狩り』」
狩りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
鬼火からアタッカで来たからびっくりだぜ!
マゼッパより更に荒々しい!猛々しい!
手が飛んでいる!
正に質量を持った残像…!

9曲目は「超絶技巧練習曲 S.139-11 『夕べの調べ』」
打って変わって物静かな曲。
宗教的な調べですね。
これもまた超難曲ではあるけど、
休憩にすら聞こえてしまう…

10曲目は「パガニーニによる大練習曲 S.141-3 『ラ・カンパネラ』」
カンパネラキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
鳥肌立ちまくりだ!
やっぱり良いな…リストの最高傑作だ。
懐かしさと感動とが相入り乱れて、堪らない!
久し振りに弾きたくなってくるな…

アンコールもありました。
これもまた宗教的な感じの。
如何せん浅学なので曲名は分かりませんでしたが…

やっぱり、リストは華やかですね。
正に演奏会向き(良い意味で)。
だからこそ、CDで聴くのと生演奏とでは訳が違う。
いやー、久し振りに良いものを聴いた!
コンサート終了後はCD発売とサイン会があるという事で直行。
ところが、時すでに遅く完売。
何で30枚ちょっとしか売ってないんだよ!
100枚くらいは仕入れておけよ!
しかし、そのまま帰るのは余りにも惜しいので、
列が途切れたところを見計らい、思い切って握手を求めてみたところ、
握手してもらえました!
あれだけ激しい曲を弾く割には柔らかいですね…
右の手が僕。
僕「I want to ba a pianist like you!」
シーグフリードソン「No, no, I’m too fat!」
とても面白い方でした。
一生の思い出になりました!

コメント

  1. yus より:

    なんですかこの
    ナマッパからの超絶技巧w
    羨ましすぎて萌え禿げそうです。

  2. kuni より:

    ピアニストは知らないけど、曲は珍しく知ってるものが多いな…
    超絶技巧練習曲の生演奏かぁ。羨ましい…

  3. sou16 より:

    >>kuni
    だから3月に誘ったのに…

    >>yus
    萌える…生える
    禿げる…抜ける
    どっちかにしろww