今日は友人と会う予定
…だったのですが、キャンセルに。
どうしようかな…

懐かしのJR大曽根駅。
3年間使った思い出の…駅?
どうしよう、まるで記憶が蘇ってこない…
いつも使っていた南口じゃなくて北口だから仕方無いか。

ということで南口にも来てみましたが…
こんなんだったっけ…?
あまりにも懐古の念が湧かないので
旭丘高校までの通学路を歩いてもみましたが、
校門まで辿り着いてなお頭を傾げたままでした。
自分って本当にこの高校を卒業したんだよな…?
自分の記憶力の無さが怖い。

自分の学歴に俄に抱いた疑義は頭の外に追い遣って、
大曽根駅にやってきた目的に戻ります。

ゆとりーとラインです。
モノレールを彷彿とさせる巨大な高架が貫いていますが…

そこにレールはありません。
いや、正確に言うとその「路盤」にレールはありません。

ここを走るのはバスなのです。
バスなら路盤じゃなかろうが何処にもレールは要らないだろって?

広い転回場でUターンしてきたバスの足回りを良く見ると…

ミニ四駆みたいな車輪が付いています。
これは案内輪。
壁に設置されたガイドレールをこの案内輪で伝って
遊園地のゴーカート宜しく走るのが
ゆとりーとラインを走るガイドウェイバスです。
11:00発ゆとりーとライン高蔵寺行きに乗車。

ガイドレールがある専用道区間は
ハンドル操作をする必要がありません。
運転手さんも手をハンドルから離しています。

パッと見では普通の高架鉄道やモノレールと変わりません。
ゴムタイヤで走る札幌市営地下鉄南北線の例もあるのに、
このゆとりーとラインは鉄道扱いにはならないのか?
その通りです。
このゆとりーとライン、もっと正確に言えば
専用道になっている大曽根-小幡緑地のガイドウェイバス志段味線は
軌道法に準拠する軌道路面電車的な存在。なのです。

そういう訳で、鉄道乗り潰しの対象に含めるか悩んでいましたが、
あまりにバス然としているので放置していました。
が、来年度中にガイドウェイバスからただのバスに転換されると聞き、
鉄オタというより一人の交通オタクとして乗りに来てみました。

小幡緑地駅を過ぎると軌道区間の終わりはすぐそこです。

この遮断桿を以って軌道区間は終了です。
案内輪を引っ込めて運転手さんもハンドルを握ります。

モノレールでなくガイドウェイバスとして整備する最大の利点は
そのまま公道に直通出来ることです。
ただ、それはバス専用道路を走るBRT(普通のバス)でも同じことでは?
という至極当然な議論により、
結局日本では広まらずに導入はこのゆとりーとラインのみ、
それも来年度で廃止という悲しい結果に終わってしまいました。

11:18、竜泉寺バス停で下車。
小幡緑地駅の先は法律上も完全に普通の路線バスなので
僕の乗り潰し対象外です。

ただでさえ見所の無い名古屋市の中で
輪を掛けて見所の無い守山区ですが、
地図を見ていたらちょっと気になるものがあったので来てみました。
強巴林というお寺です。
読みは「チャンバリン」です。

この奇妙な読みをするお寺は
日本で唯一のチベット仏教寺院だそうで、
色鮮やかなタルチョがはためき、マニ車が置かれています。
名古屋市の、それも守山区の鉄道空白地帯に何故チベット仏教寺院が…
愛知県とチベットって何か繋がりがあるんですかね?

名古屋市中心部に戻ったら
折角なので名古屋らしく喫茶店で一服します。
純喫茶ミニチュアコレクションvol.3というガチャガチャで
ミニチュアになっていた、
カラスクッキー付きソーダフロートです。
一昨年にも同じシリーズのガチャガチャのモデルの喫茶店に行きましたね。
折角ならガチャガチャも回しておけば良かったな…

と思ったら、伏見駅に置いてありました。
流石は東海地方の喫茶店がモデルなだけあって
販売開始から3年以上経ってもまだ置いてあるんですね。

まあ、残念ながら前回食べたトーストも
今回飲んだクリームソーダもどちらも出ませんでしたが…


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