山梨のマチュピチュ

ここ最近の誕生日はセネガルアルジェリア
2年連続でST(元・旭丘高)とアフリカで迎えていましたが、
哀しいかな今日は旅行すらしていません。
STはモンゴルに居るそうですが。
羨ましい。


米国出張から帰国して以来
南関東すら出ていない鬱屈とした日々を過ごしていたので、
せめて関東は出ようとS2000を駆って
中央自動車道を走ってきました。
相模湖の湖畔で一休み。


近所のこぢんまりしたパン屋で買ってきたパンを頂きます。
麗らかな春の陽光の下、ピクニック気分で心地良いです。


ただ、今回のドライブの主目的は相模湖ではありません。
久し振りの国道20号で山梨県にやって来ました。
関東を出たぞ!
で、ここが山梨県の何処かと言うと、
JR中央本線四方津駅の近くの住宅街です。


四方津(しおつ)の名を聞いてピンと来た読者諸兄も
このブログなら一定数居るのではないでしょうか。
ここは積水ハウスがバブル期に造成した
コモアしおつというニュータウンです。
そんなニュータウンの端にある謎の建物に向かいます。


コモアブリッジと名付けられたこちらの建造物。
四方津駅からかなりの高低差がある高台の上に造成された
ニュータウンまでのアクセス路として整備された施設ですが、
ブリッジと言っても所謂普通の橋梁とは一線を画しています。


駅との高低差100mを埋める為に
ブリッジの中にエレベータが設置されているのです。
そして、そのエレベータというのがまた
普通のエレベータとは一線も二線も画しています。


鉛直方向ではなく斜めに動く斜行エレベータなのです。
広島県のスカイレールタウンみどり坂もそうでしたが、
この当時の傾斜地ニュータウンは
独自のアクセス手段を造るのがトレンドだったんですかね?
そう言えば、スカイレールタウンも積水ハウスの開発なので
当時の積水ハウスがそういう方針だったのでしょうか。
なお、スカイレールはその後令和6年に廃止されてしまいました。


エレベータの押しボタンも上下矢印ではなく
斜め方向の矢印になっているこだわり。
特注したのでしょうか。


ホールに模型も展示されていました。
こう見ると場違い感というか、
秘密都市感が凄いですね。
JR中央本線で通ったことのある人は分かると思いますが、
この辺りって普通に山間部の田舎ですからね。
そこにこれだけの施設を造らせた
バブル時代の首都圏の狂乱地価とその力学よ。


それでは、斜行エレベータに乗り込みます。
結構乗客が居るので籠内の写真はありません…
エレベータシャフトがガラス張りで近未来的。
という一方で、夏とか日光で滅茶苦茶暑そう。
同じ時代のトヨタ セラを彷彿とさせますね。


エレベータは4分ほどを要するので、
暇潰しの為にテレビが設置されています。
今なら皆4分くらいスマホを弄って過ごすところですが、
平成3年竣工なので時代を感じさせますね。


下に着きました。
小さなエレベータだけでは朝のラッシュを捌き切れないので、
2基のエレベータの間にはエスカレータも設置されています。
今は足掛け4年間掛けて大規模改修工事中ですが。


国道20号を跨ぐ歩道橋を渡って…


JR四方津駅に到着です。
上からは大体所要10分くらいと言ったところでしょうか。
ここから直通列車で新宿駅まで73分、東京駅までは88分です。
実は新松田より近いんですよね…(同じ時間帯だと新宿まで85〜91分)


何なら僕の職場は新宿よりも更に近いので
実は引越し時にはコモアしおつの物件も探していたんですよね。
ただ、街の性質上賃貸は無くて中古一戸建てばかりなので断念しました。
築30年前後とはいえ、1,000万円台前半で
積水ハウスのかなり広い家に住めるのだから、
今思えば意外と悪くない選択肢だったのでは…とも。


コモアしおつに興味のある方は、
コモアブリッジの山側の出入口を出たすぐ目の前に
積水ハウスの営業所があるので話を聞いてみてください。


積水ハウスの営業所がある商業施設コモアプラザには
スーパーマーケットも入っていて、
想像以上にしっかりした品揃えかつお値打ちです。
何か普通に住みたくなってきたぞ。
ただ、ここの暮らしの最大のネックは、
車では唯一の外界へのアクセス路である国道20号が
休日を中心にとにかく渋滞しやすいことなんですよね…
四方津に限らず山梨県全体に言えることですが。


そんな感じで、ちょっとしたドライブを楽しんだ
31歳の誕生日でした。

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