高麗山ハイキング

今日は昼から都心で野暮用があるのですが、
少しでも田舎分を吸収して精神を回復させておきたいと思って
早起きして早朝の電車に乗り込みます。


朝のJR東海道本線大磯駅にやって来ました。
大磯といえどこの時期の朝は凛とした空気が流れます。


線路の北にある急坂を登っていきます。
こんな急坂の途中にも民家が建ち並んでいる恐怖よ。
ちょっと神戸っぽさがありますね。
土砂崩れとか怖くないのかな…


しかし、急坂だからこそ眺望は抜群です。
この眺めを家の窓に収められるとしたら
確かにこの立地は魅力的ですね。
土地付き中古一戸建てが5,000万円前後らしいので、
都心で10坪にも満たない分譲マンションを買うくらいなら
こういうところの家を買いたいですね。


山間の寒村みたいなレベルのひょろひょろ道になっても尚
沿道には民家があります。
これ接道条件満たせるんですかね?


痩せ尾根を経て遂に純然たる里山になりました。
12月になっても尚、紅葉が見頃っぽいのは流石大磯。


桟橋もあったり、意外に険しい地形です。
岩盤が露出している箇所もあり、
こういうところも須磨アルプスを彷彿とさせます。


という訳で、高麗山に登頂。
去年は車で来ましたが、
駅から登ってきても面白いですね。


色んなコースがあるので下山路は行きと変えてみます。
こちらは岩壁に大量の穴が空いています。
楊谷寺谷戸横穴群と呼ぶそうです。
まんだら堂やぐら群吉見百穴を思い出しますね。


あれらと同じくここも墓として利用されていたそうです。
今は何も入っていないけど、
つまりそこにあったものを運び出したということなんだろうか…?


大磯海水浴場まで下って
早朝ハイキングは終了しました。
山も海も満喫出来て良いところですね、大磯。
神戸とかもそうですが、
政財界の重鎮がこういうところに別荘を構えたがるのは
やっぱり都会でのいざこざにうんざりするからなんですかね?

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