先月末で愛知県の案件は一段落付いて、
今度は北海道とか九州とかに出張の多い案件に携わりたいなぁ
とか思っていたのですが、
「愛知県への出張なら僕に任せれば宿泊費不要ですよ!!」
とアピールし過ぎたからなのか何なのか、
またしても愛知県の案件が降ってきました。
その内愛知県へ出向になるんじゃなかろうか。
思い掛けず4月中旬に帰省することになったので、
半田の春まつりを見に行ってみました。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された正確には、登録されたのは亀崎地区の亀崎潮干祭のみ。、
10地区31輌の山車が市内各地で練り歩く半田の春の風物詩です。
31輌が全て同時に揃うのは5年に一度(次は令和9年)ですが、
この土日は大半の7地区18輌があちらこちらで曳き廻されます。
中でもこの成車名物とも言えるのが…
名鉄河和線の踏切通過です。
知多型、または半田型とも呼ばれる山車は
見栄っ張りな尾張人を象徴するかのように
高さ5mを超える超巨大なものとなっている為、
そのまま通過しようとすると架線に引っ掛かってしまいます。
ではどうするのかと言うと、
架線を竹梯子で無理矢理持ち上げてその隙に通過するという
歴史ある神事だから許されているような力業でゴリ押します。
このブログを太古の昔から読んでいる方なら
13年前(2012/10/7)にレポートしたのを覚えているでしょうか。
が、ここで事故発生。
何と道端に置かれていた架線持ち上げ用竹梯子が
車に踏まれて割れてしまいました。
えっ、これどうするの?
成岩駅西口の方から急遽新しい梯子が運ばれてきました。
金属製に見えるけど、感電の恐れは無いのかな…?
しかし、もう時間がありません。
意を決して架線を持ち上げ、
6,100mmの高さが確保されたことを確認します。
ダイヤの隙間を縫って一気に山車を横断させます。
猶予は7分間です。
嵐のように山車は去って行きました。
あれ、そう言えば今回は線路に筵を敷かなかったんですね。
竹梯子破壊の一件で忘れた?
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