2:00発TK198便に搭乗。
相変わらず変な時刻の便だ。
(以降、日本時間UTC+9.0h)
19:29、羽田空港に到着。
という訳で、今回の旅行が終了しました。
東、南、西に行ったのなら北も、
そしてどうせなら行き難い国を、
という安直な理由で選んだアルジェリアでしたが、
人気観光国並みの豊富な文化資源と自然景観がありながら
観光国にありがちなぼったくりや詐欺が殆ど無く、
それでいて余所者を排斥することも無く皆非常に親切という、
ビザ取得難度を除けば最高の旅行先でした。
…我々みたいな変態にとっては高難度ビザはプラス要素ですが。
どういう理由か親日家もとても多く、
日本語で話し掛けられたり、記念撮影を頼まれたり、
SNSの友達登録をせがまれたりしたことは数知れません
(珍獣を見掛けた時の反応という説もありますが)。
一方で注意点としては、ラマダンの厳格さが想像以上です。
異教徒や旅行客にも断食を強要することはない
(実はここまで含めてイスラムの正式な戒律)のですが、
外国人が滅多に訪れないアルジェリアでは
ラマダン中は飲食店に限らず大半の店が閉じてしまうので、
否が応でも断食状態にならざるを得ません。
しかし、ラマダン中は功徳が増すポイントデー的な意味合いもあるそうで
その影響か人々がいつにも増して親切
(ラマダン以外の様子を知らないので、
これがアルジェリア人の平常運転な可能性もありますが)
という利点もあるとは述べておきます。
もし、混雑やぼったくりを避けながら地中海を旅したいのなら、
是非アルジェリア旅行を一考してみて下さい。
観光ビザを大使館で事前取得するなら誇張抜きで3〜4ヶ月前、
アライバルビザに挑戦する場合であっても
最低2ヶ月前には動き始めるのをお忘れなく。
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