第13回寄ロウバイまつり


まだまだ寒い日もありますが、
着実に春が近付いてきました。
去年の松田町は今頃の時期(2024/2/18)に桜が開花していましたが、
今年はまだまるで開花していません。
ということで、桜ではなく別の花を見に寄地区にやってきました。
お目当ての花は…


ロウバイです。
開花時期が似ている上に近くの小田原市は梅の産地として有名で、
しかも漢字で書くと「蝋梅」となって紛らわしいことこの上無いのですが、
植物学的には梅から極めて遠いそうです。


第13回ということは平成も後期になってから始まったようですが、
何故ロウバイを選んだのでしょうか?
実は食べられない上にWikipediaでは某昆虫の卵塊に似ていると
散々な表現をされているけど…


しかし、花の香りは梅よりも良い気がします。
この香りの良さが集落との共存に向いていて白羽の矢が立ったのでしょうか。


足柄らしく足柄茶の茶畑と合わせて。
ロウバイの花は黄色で地面の色に似ているので
こういう曇天の日だと特に写真に収め難いです。


急斜面のロウバイ畑を歩き回ってお腹が空いたので、
売店でロウバイ弁当を買ってベンチで食べます。
ロウバイ弁当と言っても本物のロウバイの実には毒があるので、
沢庵と生姜でロウバイのような色にしたご飯です。
単なる一発ネタかと思いきや、
振り掛けられたゆかりとの香りの相性も良くて美味しい。


心地良い空気の中でお散歩する犬達にも囲まれて、
とても麗らかな一日でした。

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