今日は天気が良くなかったので、
アパートでピアノの練習をしたり日記を書いたりしていました。
現代曲を練習していたら
“click tongue”(舌打ちせよ)
という指示が出てきたのですが、
そう言えば舌打ちってどう鳴らすのが「正解」なんだ?
と気になって調べてみたところ
一口に「舌打ち音(吸着音、クリック音)」と言っても様々で、
国際音声学会によれば
・両唇吸着音ʘ(投げキッスのような音、mwに転写されることがある)、
・歯吸着音ǀ(一番良く耳にする舌打ち、tkやtskに転写されることがある)、
・歯茎吸着音ǃ(欧米圏で馬がパカパカ歩く音の模倣に使う音に似ているらしい、
kやgに転写されることがある)、
・歯茎側面吸着音ǁ(欧米圏で犬を呼ぶのに使う音に似ているらしい、
5つの吸着音の中で唯一頬が動く)
・硬口蓋歯茎吸着音ǂ(舌を口内のかなり後ろで鳴らす音、
指パッチンのような音とも表現される)
の5つに分類されるそうです。
覚えている方は居るでしょうか、
南アフリカ博物館(2017/9/1)の説明書きにあったあの謎の記号です。
7年の時を経て今遂に繋がった…!
…で、どの音を出すのが正解なんだろうか。
ǀだとホールでは聞こえないだろうし、
ʘだと素早く連発するのが難しいし、
ǁとǂはそもそも上手く発音出来ないし、
そうなると消去法で!になるのか?
とはいえ、!も日本人的には馴染みが無くて発音し辛いけどな…
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