西遊記 第1日目

今年度は昨年度よりかなり仕事が増えて
年度中に片付けられるか非常に不安だったのですが、
最後の1週間半で累計40ページくらい一気に書類を書くという
博士論文の時にもしたことのない追い込みをして、
最終日には関係各所に電話しまくって何とか仕事を納めました。
終わらせられるとは思わなかった的な反応を周り全員にされて、
なら振ってくる仕事量を調整して欲しかった。
もしかして、僕の限界を見極めようとしている?
だとしたら、ちょっとだけやり残した方が良かったのかな…

さて、まだ完全な年度末ではないというのに
ここまで必死になって仕事を片付けた理由は、
例によって春休みを確保する為です。
今年は今日春分の日から始めて1週間半休みます。
今の御時世、有給休暇は消化すればするほど良いものだから…
新松田駅4:55発の始発電車に乗って成田国際空港へ。
今月博士課程を修了したST(元・旭丘高)と合流し、
彼の卒業旅行という大義名分も得ていざ飛び立ちます。


10:15発TK51便に搭乗。
搭乗を急かされて飛行機の写真は撮れませんでした。
この航空会社、一度本当に置いていかれたことがあるからな…

(以降、極東ヨーロッパ時間UTC+3.0h)


İstanbul国際空港(イスタンブール国際空港)に到着。
アジアの西の果て、7年振り(2017/3/22)のトルコ共和国
İstanbul(イスタンブール)です!
前に来た時のİstanbul Atatürk国際空港
(イスタンブール・アタテュルク国際空港)とは違う空港だし、
入国スタンプも欧州みたいになっている…
ただ、今回の最終目的地はトルコではなく
İstanbulはまたしても乗継地です。


しかし、折角なのでİstanbulもちょっと観光します。


İstanbul Havalimanı駅(イスタンブール空港駅)から
地下鉄M11線Gayrettepe(ガイレッテペ)行きに乗車。


Gayrettepe駅(ガイレッテペ駅)に到着。


エスカレータを5つも乗り継いで
地下鉄M2線Yenikapı(イェニカプ)行きに乗り換え。
M11線が深過ぎる。
都営大江戸線以上では?


Vezneciler – İstanbul Üniversitesi駅
(ヴェズネジレル=イスタンブール大学駅)に到着。
市内まで大分遠くなったな…


イス大と呼ばれているのかは知りませんが、
İstanbul Üniversitesi(イスタンブール大学)です。
トルコ最難関の大学ではないようですが。


市電の走るとってもお洒落な街。
愛知県よりも大分寒くて真冬の夜みたいな雰囲気です。


この寒空の下賑わっているお店があったので、
夕食はトルコらしくDöner Kebap(ドネルケバブ)の露店で。


食べ歩きも出来るようPide(ピデ)などのパンに挟まれています。
安定の美味しさ。
実はこの食べ方はDöner Kebapが伝わったドイツで
トルコ移民が開発したものとされており、
İstanbulにあるのは逆輸入品と言えます。


ラマダン期間中だからか22時になっても通りには人が。
焼きトウモロコシや焼き栗の屋台も出ています。
明日の天気がどうなるか分からないので
今夜の内に見られるところは見てしまいましょう。


Blue Mosque(ブルーモスク)とも呼ばれる
Sultan Ahmet Camii(スルタンアフメト・モスク)。
オスマン帝国によって建造された、世界で最も美しいモスクの一つです。
ライトアップされていますが夜だと青くは見えません。
デカデカと表示されている文字はイベントの告知
などではなく、
「Muhammedun resulullah(ムハンマドはアッラーの預言者である)」
という、あの有名な
「La ilaha illallah(アッラーの他に神は無し)」
に続くShahada(信仰告白)の後半部です。


Sultan Ahmet Camiiと対峙するように建てられているのが
Ayasofya(アヤソフィア)。
こちらは東ローマ帝国によって建造された
元々はキリスト教正教会の大聖堂です。
現在ではこちらもモスクとして使われています。
こんなに巨大なモスクが2つも並んでいるなんて、
İstanbulのムスリムは恵まれていますね。
「La ilaha illallah」はこちらに表示されていました。
流石に時間が遅くなってきたので、
ここで観光を切り上げて宿に向かいました。

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