今日は生憎のお天気。
ドライブしたかったのに…
電車で行ける気になっていたスポットでも行ってみます。
上野毛駅の近くにある喫茶店。
以前ネットで見掛けたパフェの写真が印象に残っていて、
いつか行ってみようと思っていました。
写真に違わぬ美しさ。
上品な甘さで食べ倦ねるようなこともなく美味しかったです。
ついでに、この辺りで気になりつつも
機会が無くて行けていなかった場所も寄ってみます。
航空安全祈願という耳慣れない御利益を掲げる羽田神社です。
戦国時代の創建で羽田空港より遥かに古いので
勿論航空安全というのは後付けなのですが、
全日空や日本航空とコラボするなど
航空要素を積極的に押し出しています。
交通オタクの血が騒いでコラボ御朱印帳を買ってしまいました。
御朱印巡りは灯台巡りとは比較にならない沼なので
これまで自重してきましたが…
登れる灯台どころか鉄道乗り潰しもゴールが見えてきたので、
国内旅行の意義を見失わない為に手を出しました。
記憶に新しい年明けの羽田空港衝突事故に始まり、
アラスカ航空のボーイング737MAX非常ドア脱落など
航空業界に嫌な空気が流れているので、
今年の航空安全と旅行安全を祈っておきます。
旅行安全以外にも、
航空業界への就職祈願をしている絵馬が多くありました。
もう一社、お隣にあるこちらも。
戦時中まで現在の羽田空港敷地内に相当する場所に鎮座し、
戦後連合軍によって48時間で強制退去させられた穴守稲荷神社です。
ちなみに、現在羽田空港へのアクセス路線になっている京急空港線は
元々この穴守稲荷神社への参拝用に敷かれた穴守線が前身です。
経緯を鑑みると羽田空港とは並々ならぬ因縁がありそうですが、
今では羽田神社と同じく航空会社とコラボをしています。
羽田空港の前身的存在の日本飛行学校とは
良好な関係だったからでしょうか。
稲荷神社ということで、本殿の隣には千本鳥居と稲荷山があります。
稲荷山が津波避難タワーみたいになっていますね。
脇にはミニ千本鳥居も。
強制移転前に5万基弱もあったという千本鳥居を復活させようと
去年の1月から始めたそうです。
また、嘗てこの一帯が漁師町だったことを忍ばせるエピソードとして
この御神砂の由緒があります。
何でも、お爺さんが漁で籠を仕掛けてみたら
魚の代わりに砂が入っていて、
訝しんで村人と犯人探しをしたところ穴守稲荷の狐が捕まったものの
お爺さんは狐を赦して放免し、
その後は大漁続きになった為、
籠に少し残っていた砂を庭に撒いてみたら
お客さんが沢山来て大金持ちになったのだとか。
若干ごんぎつねを彷彿とさせる…ような?
今年も無事に旅行が出来ると良いなぁ…
平穏ではなくても良いけど。
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