弊社は12/27くらいから有休を取って
年末休みに入っている人が多いのですが、
僕はキッチリ12/28まで働いていました。
有休を温存したいので。
同じく年末も働いていたKT(元・東大理物)が
三河へ出張に来ていたので、
名古屋飯を食べようということで一緒に喫茶マウンテンへ。
県外でも名前を聞いたことのある方が居るのではないでしょうか。
喫茶店文化の根付く東海地方で
一際異彩を放っているのがこの喫茶マウンテンです。
何がどう特殊なのかというと…
メニューの多様性です。
その中でも特に甘口スパなるジャンルが
この店の知名度を全国区へと押し上げています。
という訳で、最も有名な甘口抹茶小倉スパを注文。
パッと見でこれがスパゲティと判別出来る人はそう多くあるまい。
そのお味は…
意外にもちゃんとした抹茶の香りがします。
曰く、素材に拘って贅沢に西尾の抹茶を使っており、
小倉餡も毎日お店で仕込んでいるとか。
明後日の方角を向いた努力が何とも名古屋らしい。
香り高い抹茶と小倉餡、それにクリームの組み合わせは普通に美味しい
…のですが、そこに油で炒めたスパゲティ
(ナポリタンに使うような中太タイプ)が割り込むことにより、
無難なスイーツから唯一無二の名古屋飯へと一気に変貌を遂げています。
甘口スパ最大の敵はこの油に塗れたほかほかのスパゲティ。
これが甘味と組み合わさることにより、
ただのスイーツの3倍の速度で食べ倦ねてしまうのです。
ちなみに、喫茶マウンテンのメニューを完食することを「登頂」と言い、
残してしまうことを「遭難」と言います。
甘口抹茶小倉スパを食べ倦ねる事態を想定して
塩味の利いたランチェロピラフも頼んでおきました
(Rancheroはスペイン語で「牧場主」の意味)。
登山は事前の計画が8割。
これなら油と温度でバフを掛けられた甘味に対抗出来ます。
ただ、名古屋らしく喫茶マウンテンのメニューは
どれも値段から想定される量の2倍近い大盛りなので、
味変をしても物理的な質量で胃腸が攻められますが…
無事、甘口抹茶小倉スパとランチェロピラフ登頂です!
2人だから達成出来た感が強い。
無塩味単独行は厳しいですね…
今や名古屋を代表する名物となった喫茶マウンテンには
何とオリジナルガチャまであります。
それも2弾も。
登頂記念に回しておきました。
中々面白い会食だった。
この後は名大に寄って学部時代お世話になった中澤さんに
挨拶をしてから帰りました。
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