岡崎ドライブ

1年半振り(2022/5/1-5)にS2000で帰省したので、
ここはやっぱりドライブします。
という訳で、衣浦大橋を渡って岡崎市へ。


まずは山奥にあるかき氷屋へ。
何故わざわざ真冬に?と訝しまれそうですが、
人気のかき氷屋は夏だととんでもなく混むので…
あと、冬だとこたつでアイスを食べるような良さがあります。
冬仕様の濃厚なかき氷も良き。


ついでにちょっと峠のドライブでもしようと
国道473号を走ります。
と、その道中に何やら寺野の大楠なる観光地があったので寄ってみます。


上の写真でも存在感を放っていますが、
これが寺野の大楠。
明治時代には暴風雨で枝が折れ、
枝と言っても周長2.5mもある巨大なものだったので
材木として売ったら芝居を上演出来る程の金額になったなど、
金銭面でも集落を支えてきた御神木です。


崖にしがみ付くようにして生えているからか、
根っこの発達具合が凄いです。
植物ながら筋骨隆々という言葉しか浮かんでこない。
何の変哲も無い田舎の大木かと思いきや意外と見応えがありました。


ムキムキマッチョな巨木を見た後は軽快に峠を走り、
市街地に戻って中岡崎駅にやって来ました。
ちょっとだけ乗り潰しします。


高蔵寺と岡崎を結ぶ第三セクター鉄道、愛知環状鉄道です。
半田に住んでいると本当に使わない動線なので…
13:33発愛知環状鉄道高蔵寺行きに乗車。


ん?北野桝塚乗り換え?
高蔵寺まで行くんじゃないの?


北野桝塚駅でキッチリ乗り換えさせられました。
全く同じ種類で同じ両数の列車に乗り換えさせる意味とは…?
ちなみに、この北野桝塚駅は
愛知環状鉄道の前身である国鉄岡多線の中で
最初に開業した区間の終点でもある由緒正しい駅で、
開業当初はトヨタの車を運び出す貨物駅として使われていました。
今は専ら三菱自動車岡崎製作所の通勤に使われています。


トヨタ自動車との関わりも切れた訳ではなく、
この三河豊田駅はトヨタ自動車本社の最寄駅として
平日は通勤客で混雑しています。


トヨタ関連の工場が沿線に数多く立地し、
春日井市や瀬戸市といったベッドタウンも有するかなり有利な状況にあり、
実際国鉄の「不採算路線」を転換した第三セクター鉄道の中では
全国一の輸送量を誇っています。
よりにもよってこの岡多線を切り離したにも関わらず、
あの城北線(2016/3/19)を子会社として保持したJR東海は
余りにも先見の明が無さ過ぎると言わざるを得ない。


13:57、新豊田駅に到着。
駅名では三河豊田駅との違いが分かり難いですが、
新豊田駅の方が豊田市の中心街にあって
名鉄三河線豊田市駅との乗換駅になっています。


トヨタ自動車が電車通勤への転換プロジェクトを進めている為、
平日の通勤時間帯にはあさシャトルとゆうシャトルという
新豊田-三河豊田を往復するシャトル列車が設定されていたりします
(豊田市駅には名古屋市営地下鉄直通の列車がある為、
名古屋から通勤してくる人が多く利用する)。
始発と終点の駅名だけ見ると
諫早-本諫早のシャトル列車(2018/10/8)並みに謎の区間ですね。


新豊田駅で折り返して岡崎駅まで乗り、
愛知環状鉄道の南半分を乗り潰しました。
北半分は未乗ですが、今日は下準備なので…


この後は岡崎から家までドライブして帰りました。

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