仕事に疲れた時こそ登山です。
という訳で、会社の同僚と日帰り登山へ。
朝霧高原にやって来ました。
一応、紅葉狩りをしようという大義名分だったのですが、
一気に季節が進んでもう大分落葉していますね…
何はともあれ入山します。
駿河と甲斐に跨る毛無山一帯には金鉱脈があり、
それぞれ富士金山と湯之奥金山として
江戸時代まで採掘が行われていたそうです。
登山道の脇には鉱石の破砕機が残されています。
江戸時代にしてはやけに近代的にも見えるけど…
そこはかとなく紅葉する木々。
ネタバレすると、今回の登山でまともに紅葉していたのは
この一区画だけでした。
意外にも岩場続きな登山道を登っていきます。
どうってことない里山かと見縊っていましたが、
それなりにトレーニングになりますね。
登山道からは富士山が見えます。
曇天なので無理かと思っていましたが、
笠雲と裾野に霧が掛かっている以外は見えました。
登山口近くにあったキャンプ場が
一杯になっているのも見えます。
富士山を間近に望めるキャンプ場として人気だとか。
落差が60mもあるという不動滝。
不動滝という名前の滝は滅茶苦茶沢山ありますが、
これは不動明王を崇める修験者達が
全国各地で滝行をして不動滝の名前を付けていったから。
…ということは、この滝でも滝行をやっていたのか。
落差60mは大分キツそうな気がするけど。
登っていくと霧が出てきました。
というよりは、曇天の雲の中に突っ込んでいきました。
改めて富士山展望台がありましたが…
富士山どころか数m先の木すら良く見えない…
こればっかりはお天道様次第なので仕方ありませんね。
と諦めていたら、段々雲が晴れてきて…
全体像とまではいかないまでも、
富士山と視認出来るくらいには視界が開けました。
山の天気は変わり易いですね。
静岡県と山梨県の県境である稜線に出て
毛無山山頂を目指します。
名前からして毛無峠(2017/6/3)みたいに
木々が全然生えていないのかと思いきや、普通に森ですね。
という訳で、毛無山(標高1,946m)登頂です!
山頂は毛無っぽく木々が切り払われていますね。
うっすらと富士山の裾野が見えます。
身延町のゆるキャラみのワンの看板もありました。
左目がちょっと怖い。
あっと言う間に霧に包まれて寒くなってきたので、
頂上を楽しむのはそこそこにして戻ります。
ちょっと戻った位置にある南アルプス展望台。
富士山方面はあんな感じでしたが、
反対側の南アルプスは果たして。
そこはかとなく見える…ような?
まあ、南アルプスはくっきり見えていても
山座同定が難しいところがありますからね。
という訳で、下山しました。
トレーニングに丁度良い規模感ですね。
下山後は朝霧高原でご当地牛乳を飲んだりしてから帰りました。
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