まあ、確かに梅雨明けしたから夏だけどさ…
流石に7月中から猛暑日連発は飛ばし過ぎじゃない?
夏は好きだけど、とはいえもう少し涼しい方が良いよね…
おはようございます。
穂高駅前5:10発安曇観光タクシー中房線乗合バスに乗って
中房温泉にやって来ました。
まさかの2週連続で北アルプスです。
今回は会社の同僚と燕岳に登ります!
燕岳は4年前(2019/10/6)に既に登っていますし、
何ならこの中房温泉ルートも通ったことがありますが、
大菩薩嶺(2022/5/28)から始めて登山してきた同僚が
今回燕岳に登りたいと向こうから提案してきてくれたので、
この想いに応えない訳にはいきません。
まあ、冷静にコースタイムやら諸々の条件を鑑みると、
赤岳(2022/7/23-24)や鳳凰三山(2022/10/1-2)よりも先に
燕岳に登った方が流れとしてベターだったんだろうな…
赤岳や鳳凰三山で十二分に経験値を積んでいるので、
北アルプス三大急登だという合戦尾根もへっちゃらです。
というか、あの北アでここより急な登りが
後2つ以下しかないって、そんなこと有り得る?
合戦小屋でスイカ休憩。
中国の方は特にスイカが好きな印象ですが、
やはり皆さん食べています。
僕はあまりスイカが好きではないのでパス。
酸っぱい果物が食べたい。
合戦小屋から先は燕岳らしい
花崗岩がそこかしこに露出した道になってきます。
森林限界を越えて暫く歩けば…
今日の宿である燕山荘に到着です!
日本有数の人気を誇る山小屋で、
実は同僚が燕岳に登りたいと言い出したのも
この燕山荘に泊まりたいからというのが
最大の理由だったそうです。
白馬山荘には及ばないものの、ここもまた巨大な小屋。
コロナ禍前は定員600人超だったそうです。
白馬山荘は平坦な地形に建てられていたので
割と素直な間取りでしたが、
ここは起伏の激しい地形の上で増改築を重ねたので
妙立寺(2023/6/9)を彷彿とさせる複雑怪奇な構造になっています。
最奥部まで行くとこんな屋根裏になります。
男心が擽られますね。
お昼時なので食堂で昼食。
カツカレーにはツバメの形のチーズが載せられています。
例によって時間が大分余っているのでちょっと稜線をお散歩。
隣のピークまで行けるかな?
なんて話していましたが、
水晶岳の方で雷鳴が轟き始めたので急いで小屋に戻りました。
お散歩から戻ってきたところで夕食。
白馬山荘に負けず劣らず豪華で具沢山ですね。
夕食中は宿泊者同士の会話を避ける為なのか、
山小屋のオーナーのトークショーが行われていました。
夕食を終えて再び外の空気を吸いに出てみると
ガスが晴れて槍ヶ岳まで見えていました。
やはりいつ見ても美しい…
いつか絶対に登りたい!
そのまま日没を待ちます。
上手く見られるかな…
燕岳を象徴する白い花崗岩が
夕焼けの色に染め上げられていきます。
幻想的ですね。
こちらはLR撮影の北アルプス表銀座稜線。
嗚呼、行きたい!
黄昏の北アルプスの絶景を堪能していたら、
最後の最後のところでガスが出てきてしまいました。
残念…
しかし、この天気ならもしかして…
出た!ライチョウだ!
実は先週の白馬岳でも白馬山荘の目の前で見掛けていたのですが、
今回も燕山荘の軒先という衆人環視の環境です。
もしかして、人が多いと天敵が来ないと学んでいるのでしょうか?
ツバメみたいな生態ですね。
ライチョウの為に担いできたという
LRの換算300mm望遠レンズが火を吹きます
(この写真の撮影者もLRです)。
日没そのものは隠れてしまいましたが、
夕陽に照らされた背後の雲が美しいです。
あと、実はこんなに人が出てきていたんですよ。
高山植物を愛でてから一旦部屋に戻ります。
暗くなってから、星が見えるか確かめる為に再び外へ。
流石は常念山脈の稜線、
盛夏でも夜は肌寒いですね。
星はそれなりに見えました。
が、満月なのでどちらかというと槍ヶ岳とかの方が綺麗に見えますね。
こういうのんびりと山小屋を楽しむ山行というのも乙なものです。
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